日記を書き続けるための環境2017

そういえば日記を書くために私が構築している環境を包括的にブログに書いたことはなかったなぁ、と思ったので改めて書いておくことにする。

機材およびソフトウェア

  • MacBookPro13インチ Mid2012
    • Dropbox Pro(原稿および画像共有)
    • Byword(原稿作成)
    • Adobe Bridge / Photoshop(画像処理)
    • Chrome(はてなブログへの投稿、外部サイトからのリンク)
  • iPhone7plus
    • Byword(原稿作成)
    • カメラ(撮影)
    • OneCam(無音撮影)
    • はてなブログ(アップロード後の修正)
  • Sony NEX–5N(デジカメ)
  • はてなブログPro(有料プラン)

作業フロー

環境設計

大雑把な流れで言うと、Dropbox直下に「ブログ用」のフォルダがあり、そこに原稿のマークダウン記法のファイル(拡張子md)は集約されている。Macから原稿作成する場合でも、iPhone5から原稿作成する場合でもそこのマークダウン記法のファイルを更新する。
画像についてはDropboxの「CameraUploads」フォルダが半自動でiPhone5の画像を吸い上げるようになっている。NEX–5Nで撮影があった場合はその画像を「CameraUploads」に集約し、そこから画像処理を経てブログ用フォルダに集約しなおす。
原稿と写真がそろったらアップロードして更新し、「Dirary Archive」フォルダに移動する。

テンプレート作成

月末に、ブログ用フォルダにテンプレートファイルをコピーする。翌月の日数分。MacのFinderのファイル名変更機能を使ってファイル名を「yyyymmddLife.md」にする。たとえば2017年9月であれば、20170901Life.md~20170930Life.mdとなる。

このファイルには定型の見出しが含まれている。「今日の英単語」「今日書いた記事」「娘の語録」など。

この作業が月末少々手間なので、そのうちバッチ処理とか書いて一発でいけるはず……と思っている。

記録

日々、下書きを作成する。できるだけ早い内に記録しておく方が良いので、iPhone5が一番活躍する。Bywordというマークダウンエディタが今のところお気に入り。Dropboxのファイルをそのままいじれるのが有り難い。(ただ、フォルダ名とか変更すると同期が不完全)

保存先選択

下書き

「はてなブログ」のアプリで直接下書きを書くというフローもあり得ないわけではないのだが、今のところテンプレートを先に用意しておくフローの方が書きやすい。というのも、記録をする時にはたいてい急いでいるからだ。テンプレートをコピペして「はてなブログ」アプリを開いて貼り付けて……というのをやっているうちに電車が駅に到着してしまう(あるいは、エスカレーターが終わってしまう)。Bywordを開いた時には即テンプレートが用意されていて、該当の箇所に書き始められるのが快適。

そしてもちろん、もっと早いのは写真。パチパチ撮っておく。国内仕様のiPhone5はシャッター音がうるさいので気軽に撮れなかった。無音撮影のためにはOneCamを使うが、連写が効かないのが残念。海外仕様のiPhoneがあったらどんなに撮影が楽になるか知れない。iPhone7plusではデフォルトのシャッター音があまり気にならなくなった。

以前購入して紛失してしまったけれど、NarrativeClipの様なインターバル撮影のできるウェアラブルカメラがあれば、それも日記には役立つと思うんだけどなぁ。いつかまた手に入れたい。

マークダウン記法のファイルは軽いので、Bywordの設定で「Use Cellular Data」つまり携帯回線でも同期する設定にしてあり、ほぼリアルタイムでMacと同期がとれる(まれにBywordの不調で同期してくれないことがある)。iPhoneで撮影した画像ファイルはDropboxの「WiFiでのみ同期する」設定にしているので、帰宅して充電する時にDropboxを開いておく。寝ている間に「CameraUploads」に同期され、Macでも見られる状態になる。

日記用というわけではないけれど、デジカメNEX–5Nで撮影した画像も「CameraUploads」に集約している。これは手作業でSDカードをMacBookProに挿してコピーしている。

原稿の清書

Macに向かえる時にByword(Mac版)で清書する。ほとんどの場合、「清書>画像処理>アップロード作業>シェア」までは同日に行う。

原稿を書き言葉にし、読めるものにする。最近気づいたのだけれど私はタイピングの速度が人より速いらしく、たぶんiPhoneでの入力速度とMacでの入力速度の差が普通の人より大きい。そのせいか、Macで書く方が快適に感じられる。気分の問題もあるかもしれないが、iPhoneで仕上げをする気になれない。

記憶を補完するためにCameraUploadsの画像もチェックする。閲覧にはAdobeBridgeを使っている。無料ソフトでやるんだったら多分XnViewMPを使うと思うけれど。画像を見ながら思い出すことも多い。

外部サービスからの埋め込みは、清書の段階で入れ込むものとアップロード作業中に入れ込むものがある。はてなブログは割と埋め込みの機能が充実しており、「Amazon」「iTunes」辺りははてなブログへのアップロード作業中に行う方が効率が良い。Foursquareとか外部サイトから引用する場合などは、Chromeの機能拡張の「MakeLink」を使って、「はてなカード」形式にする。

はてなカードは参照が切れてしまう?とか何かSEO的な課題もあるようだけれど、あまり気にしないようにしている。embedlyちょっと重い気がするし。

画像処理

清書しながら画像処理も行う。AdobeBridgeで必要な画像を選定し、Photoshopで幅960pxに変換する。変換はPhotoshopで作成したドロップレットを使っている。

数枚であれば選定というほどのこともないけれど、NEX–5Nで撮影した画像などは量が多いのでBridgeのラベル機能を使う。使おうと思った画像には星3つをつけ、これは写りはビミョウだけど他にいいのがない時の為の次善として残すものには星2つをつける。後ほどフィルタ機能で星がついたものだけ表示させ、必要なものを選び出してドロップレットに放り込む。

960pxにする理由は手頃だからという以外にあまりない。Facebookで綺麗に表示されるサイズが960pxという噂を聞いたので、画像を縮小する時は960px、と決めている。実際には直接Facebookに画像を投稿することはほとんどないので、あまり意味はない。一応高精細対応という気持ちで2048pxにするドロップレットも用意してあるが、画面幅が1920pxのHDサイズだったとしても、画面幅いっぱいに画像を表示するようなシチュエーションは私の場合ほとんどない。

スマホで撮った縦画像のサイズは悩ましいが、ブログに縦画像を載せるレイアウトには今のところいい解決策がなく、同じドロップレットで適当に変換してしまっている。というか、気がついた時には縦画像を避けて撮るようにしている。そうは言ってもやっぱり縦にして撮っちゃうけれども。

アップロード作業

テキスト原稿と画像をはてなブログにアップロードする。BywordはWordpressへの出力機能やHTMLにして出力する機能があるけれど、はてなブログの設定もマークダウン記法で投稿する設定にしているので、マークダウンの原稿をそのままコピペして使っている。

余談だが、Bywordのマークダウンに画像を貼り付けてWordpressに出力するのができないか、以前試してみたがあまり満足しなかった記憶がある。細かい属性とかがうまくなかったのだったかなあ。バージョンアップで何か改善されているといいが。また今度試してみよう。画像を貼り付けた状態で清書ができると、より記事が書きやすくなる。Wordpressの原稿を画像埋め込みできちっと書ける軽量なエディタがあるといいのだが。MarsEditとかだとこの辺どうなっているのだろう。以前はあまりCSSのことなど明確に理解していなかったが、今ならもしかしたらうまく使いこなせるかもしれない。

ともかく、現状では以下の手順を踏む。

  1. マークダウン記法のテキストをコピペしてはてなブログの投稿欄に貼り付け
  2. 必要な箇所に画像を挿入(はてなブログの投稿欄にドラッグ&ドロップしてアップロード)
  3. AmazonやiTunesの埋め込みを行う
  4. はてなブログのカテゴリーを設定。日付のタグ(mm月dd日)は必ず入れる。
  5. 日付の設定をし、時刻を23:30にする。一日の終わりに書く想定なので本来は23:59:59にしたいところだが、はてなブログの入力欄でそこにこだわると手間が増える。
  6. メイン画像を設定する
  7. 公開ボタンを押す

シェア

投稿した後、表示される投稿完了画面でシェアができる。

  • 記事を別ウィンドウに表示
  • Bufferでシェア

BufferはTwitterとFacebookとGoogle+。タイトルの先頭に日付をmm/dd(ddd)形式で挿入する。必要ならハッシュタグを足す。

日記を書き続けるための環境2017

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です