三谷幸喜の三谷幸喜による法廷ドラマ ――『ステキな金縛り』


三谷幸喜らしく楽しく笑ってホロリとさせてくれる一本。楽しかった!

三谷幸喜の法廷ドラマ!といえばそうか、これは『12人の優しい日本人』以来の三谷幸喜法廷ドラマの再来なのか……。
たぶん、こういうコメディは大人数で楽しく見たら、一人で見る以上に楽しめるかもしれないなー。

三谷幸喜監督最新作 映画『ステキな金縛り』公式サイト
ステキな金縛り – Wikipedia

以下ネタバレ。

失敗続きの女弁護人宝生エミ(深津絵里)に任された最後のケース。女性美術品バイヤーが転落死し、容疑者となったのはその夫(KAN)。夫が主張するアリバイは、「自殺を考えて訪ねた山奥の旅館で、落ち武者の幽霊にのしかかられて金縛りに遭っていた……」 アリバイを証明するために旅館を訪れた女弁護士は、ホンモノの落ち武者の幽霊、更科六兵衛(西田敏行)に遭遇。手詰まりの弁護を打開する秘策として、証言をさせることにするのだが、それにはいろいろ課題が……。

三谷幸喜節、あますところなく炸裂。期待以上でも期待以下でもなく三谷幸喜。スラップスティックなやりとりの中で、否応なく落ち武者の六兵衛の実在に引き込まれていく感覚が素晴らしい。

幽霊だからといって半透明になるとかそういう特殊効果をほとんどまったく使わない。その潔さがいい。舞台の心意気だねぇ。

はじめ真っ当だった法廷が、加速度的に珍妙な雰囲気になっていくのが可笑しい。そしてラストシーンもまた法廷で……というのも、舞台っぽくていいね。深津絵里も西田敏行もイイなぁ。

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