そうだ、Creative Cloud行こう。

ソーシャルネットワーク上で誕生日を 非公開にしてけっこうたつ。にもかかわらず何人かは誕生日を祝ってくれてまこと感謝の念に堪えない。私の誕生日を覚えておくためにある程度の労力(たとえそれがカレンダーソフトのリマインダだったとしても!)をさいてくれることに、心の底から感謝したい。お祝いしてくれる人の数はたぶん、ソーシャルに公開した場合より何分の一かになっているだろう。でも、私のことを心にとめてくれる人は、どんなに少数でも有難いものだ。まして私がソーシャルに非公開なんて意地悪をしても覚えていてくれるんだから、有難い有難い。

このブログ「Monologue Mogalogue」の去年の記事を見るとなかなか面白い。ということはブログは満2歳か。
このブログを始めたのが去年の8月5日だということに気づいてびっくりした – Monologue – Mogalogue (モノローグ・もがろーぐ。)

>今はリアルタイムの生活記録をミニブログPosterousにしようかと思っています。
とか書いてますが、Posterousはもう滅びました(サービスが)。怖ぇー。ネット怖ぇー。

さて話は変わって、誕生日に何か自己投資をしよう、と考えた。ここ何年か、何か大物を買う機会には「自分に役立つ自己投資を」と考える。
昨年何を買ったんだか記憶にないけど、iPad用のキーボードだったかな……(最近あんま使ってません) むしろ、大物を買う時に「自己投資だから」と言い訳をしているだけかもしれない。

今年は、CreativeCloudの年間サブスクリプション6万円を購入することを自分に許そうと思っている。いつも購入したい、でも高いなぁ、とか思って逡巡していたアレである。

月5000円というのはまぁ毎月飲み会一回我慢しろ、ということだが私に我慢なんてできるわけがない。私は自分をよく知っている。CreativeCloudで5000円以上のプラスをはじき出せれば自己投資としては成功なんだけども、これまでその自信が持てずにいた。

背中を押したのはまず、WindowsとMacでデータ資産を共有できるドローソフトが、あまりにも少ない、ということなんである。
へっぽこデザインをこよなく愛する私であり、印刷もの(カードとか)をシコシコ作ったりするのが大好きなのであるが、MacでもWindowsでも使えて快適、というようなドローソフトはあまりない。行き着いたのはPowerPointなんだけど、これも何か少し物足りない。(用紙サイズを変えるとオブジェクトの縦横比が変わっちゃうとかドローソフトとしてありえへん)。

ところがAdobeのwebサイトを見ると

Q9. Creative Cloud メンバーシップで入手したデスクトップアプリケーション製品を、ひとつを Mac へ、ひとつを Windows へインストールして良いですか?
A9. はい。インストール可能です。Mac OS 版と Windows 版の両方のアプリケーションにアクセスできるので、たとえば自宅で Mac を使用し、職場で Windows を使用している場合も、両方のマシンにアプリケーションをインストールできます。詳細についてはこちらをご覧下さい。
–via Creative Cloud メンバーシップに関してよくあるお問い合わせ

お、俺がいる! 自宅で Mac を使用し、職場で Windows を使用している男、ここにあり!

あともう一個気になるのは、意外とCreativeCloudを避けるためにかかってる費用労力もバカにならねーんじゃねぇの?という話である。

WindowsではしぶしぶCo○el○raw○ssentialsを使ってきたんだけど、これが少々物足りない。日本語対応が荒っぽい(フォント関係でたまに文字サイズとか崩れる)し、操作方法がわからないときに参照できるドキュメント類も整備されてない。最新OSへの対応もあんま早くない。そして、バージョンアップの時に1万円のお布施が発生する。
Co○el○rawのフルセット5万円を払うのがアレで○ssentialsにしているのに、1万5000円のソフトをバージョンアップするたびに1万円かぁ……とか思わないでもない。バージョンアップして何か劇的に便利になるというわけでもない。お布施である。
なんとかならんかなー、と思って、これまでもいくつかデザイン系のソフトを試してきて、そのたびにデータ資産がフラフラと不安定になる。あ、このデザイン、あのソフトでやったんだっけ、インストールしなきゃ、みたいな。

だったら、6万円でCreativeCloudじゃねぇの? Adobeのソフトで作ったデータ資産が無駄になる可能性は限りなくゼロに近い。CreativeCloud帝国が滅びることは当面、ないだろう。

そしてソフトとしてのポテンシャルはなにしろお墨付きというか、ジェット機なみのモンスターマシンだ。豪華過ぎる。

「『スタンド』というのは車やバイクを運転するのと同じなのだ…能力と根性のないウスラボケはどんなモンスターマシンに乗ってもみみっちい運転するよなあ」
–荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険』 虹村形兆のセリフ

兄貴ィ あんまりムカつくこと言わんといてくださいよ……。

とはいえこれ、毎年発生する金額なわけで、私としてはCreativeCloudから継続的に十分な5000円/月のリターンを得られるようにならないといけない。さもないと、毎年誕生日に自分にサブスクリプションをプレゼントするかしないといけない羽目になる。

いや、わしのモテる力を出し切れば……イケるか?
データ資産の統合、そして操作ノウハウの蓄積、外部とのデータのやりとりの円滑化……だけじゃ5000円には届かないけど、やってみよう!

というわけで、CreativeCloudへ、行くつもりなんである。

そうだ、Creative Cloud行こう。

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