カードに書いて「後回し」にする技術を養う

今年になってから、名刺サイズのカードを使った備忘録の仕組みを作ろうとあれこれやっている。元々HipsterPDAというのは3インチ×5インチのインデックスカードを使って情報管理をしよう、という思想なんだけれど、3×5インチのカードは日本ではあまり普及していない。持ち運びに便利な名刺サイズカードでやることにした。このサイズもそれほど日本でメモに使われているというわけではない(卓上メモだと、意外と90×90くらいの方形をよく見かける)けれど、コレクトやLiFEが使いやすいメモ用のカードを出している。コレクトはカラーバリエーションに優れていて、薄い(≒携帯しやすい)のが特徴。ライフは厚手で耐久力が強いのが特徴だ。わたし的にはコレクトの方が使いやすいので、コレクトのカラーカードを活用している。

GTDの思想を組み合わせて、カードを分類しながらやっている。

赤は急ぎのタスク、緑はゆっくりの(≒いつでもいい、どうでもいい)タスク、青はCredo(信条)など常に読み返すべきもの、黄色はスケジュール関係、グレーは習慣(毎日やることなど)に使う。

こうしてやることを全部書き出すことのメリットは、もちろんやり残しがないということ。それから、すべて書き出してしまうことによって忘れることができ、脳の中をすっきりさせる(ストレスフリー)ということがある。

今日気づいたのだが、副次的に「やらなくていいことを後回しにできる」というメリットもあることがわかった。以前は、些細な調べ物でも「今やらないと忘れちゃうな」と手をつけてしまうことがあった。今は緑のカードにメモしてファイルしておくだけで、より重要な緊急度の高い用事の方に戻ることができる。

書くことによって安心して後回しにできるわけで、優先順位をごっちゃにしてしまいがちな自分にとっては、けっこう大切だなと思った。


カードに書いて「後回し」にする技術を養う

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