『カールじいさんの空飛ぶ家』


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PIXARのアニメーション映画。地上げに追い出されかけたカールじいさんが、亡くなったエリーばあさんとの夢を果たすため一念発起、冒険の旅に出る。
じいさんの半生を追いかける序盤はなかなかいい感じ。二人の出会いのシーンがいかにもアメリカンな雰囲気でいい。

ネットで批判的な意見を見かけたし、それは十分納得できる意見だと思う。一方、この映画を大変気に入ったという人もいるようだ。

この物語にどこまでツッコミを入れるのか、というところで感想が分かれる気がする。つまり、リアリティはない。あんまり冒険に必然性もない。ただ、時々、じいさんがかっこよく見えるシーンがある。この映画はそのくらいでいいんじゃなかろうか。個人的には、あらゆるものを捨てて身軽になった爺さんが、操縦桿?なしに両手にロープで踏ん張って飛び立つシーンが、この映画の一番いいシーンだった気がする。

終わる前からもう既に「終わった」ような老齢の人たちに、あんたもまだまだ活躍できるんだぜ!というメッセージは、まぁ分からんでもない。ただ、そのメッセージを強く伝えようと努力した結果、カールじいさんが活躍しすぎてリアリティが飛んでしまっている(あんな元気な爺さんが杖をついている意味がわからん)。

うちの兄に言わせると、CGアニメーションの表現としては『WALL・E(ウォーリー)』と並んで出色の出来映えで、「さすがPIXAR」という作品なのだそうだ。

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