絵画のための見晴らし小屋・妻有 (No.60 越後妻有 大地の芸術祭2010.06)☆☆☆★


20100605_153512.jpgグリーン・ヴィラの上、藪の中にひっそりとある見晴らし小屋。うっかりしていると見落としそうだ。「河岸段丘」から坂を上がらず、まっすぐ藪の中に入っていく細道を行くと、この見晴らし小屋の前を通る。高い藪に囲まれて、本当に目立たない。グリーン・ヴィラ側から上っていくとむしろ分かりやすいかもしれない。

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見晴らし小屋の裏側に回ってみると、小さな階段があり、やっと人が一人入れるだけの狭いスペースにつながっている。小さな腰掛けが一つ。座ってみると、周囲に小さなのぞき窓が切ってあり、そこから外の様子が切り取られて見える。といっても、高い藪に囲まれているので、見えるものも限られている。
見晴らし小屋でありながら、「あえて、逆に」高い藪に囲まれ、限られた物しか見えないこのインスタレーション。ちょっとほこりっぽいのが難点だけれど、「切り取る」という行為の面白さ、普段人がいかに無自覚に「切り取らないで」生活しているか、そんなことを考えさせてくれた。
(面白かった)
■Spec
作品番号 : 60
母袋俊也 【日本】
制作年:2003年
料金:無料
■関連URL
絵画のための見晴らし小屋・妻有 – 大地の芸術祭の里

■場所

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