聞く耳のある者は聞くが良い――新宿ヨドバシでヘッドホン試用

今使っている古いiPodの電池がそろそろ限界。充電後まもなく充電が切れる(ホント)。次はiPod touch64GBにしようかとも思ったけれど(SONYのWalkmanにしようかとも思ったけど)、いろいろ試して、今使っているAndroidケータイEVO WiMAXでなんとか音楽再生できそうな気になってきた。となると、後は断線しかかっているヘッドホンをなんとかしたい。

そこで、新宿のヨドバシカメラのヘッドホン売場へ行ってきた。ここではいくつかのヘッドホンの端子がむき出しに展示されていて自分のミュージックプレイヤーを接続して試用出来るようになっていた。
しかも、Bluetoothヘッドホンに至っては、ペアリングの方法まで書いてある。「勝手にBluetooth無線で接続して音質を確かめて下さい」という太っ腹(?)な展示方法。素晴らしい!

かねてより、Bluetoothのヘッドホンの音質ってどうなんだろう、と思っておった。その割にはソニー以外のものを買うつもりがないので、ソニー以外は試しもしなかったわけだが。

 

いざやってみたら、Bluetoothのペアリング手順で意外とハマってしまって、少し時間がかかってしまった。手順としては以下。

  1. ヘッドホンのそれっぽいボタンを8秒くらい長押し(4秒とか半端にやると電源オンオフだったりする)→LEDが赤と青に点滅する
  2. Androidの設定に入り、「無線の設定」から「Bluetoothの設定」へ。Bluetoothのチェックをオンにして、「機器の検索」
  3. しばらくすると機器のモデルナンバーが表示され「ペアだけど未接続」な状態に。なおもほっておくと「接続」状態に。

音質については、ヘッドホンによってだいぶ変わる。当たり前といえば当たり前なんだけど、でもちゃんと選べば、有線のヘッドホンと遜色ないことがわかったのが収穫。Bluetoothが全部音質が悪いわけではなくて、機器の性能によりけり、というわけで安心した。

家に帰ってから詳しく調べてみたら、Bluetoothのバージョンやプロファイルとの関係がわかってきた。
Bluetoothヘッドホン・イヤホンの選び方 [ヘッドホン・イヤホン] All About

機器に書いてある説明をよく見ると「Bluetooth Ver. 2.1 + EDR(Enhanced Data Rate)」みたいなことが書いてあるんだけど、これが通信規格としてのバージョン。EDRが付けば、ただの「Bluetooth 2.0」とかよりもデータ送信量が多く、より高音質なデータを得られる、ということらしい。

プロファイルについては
「A2DP (Advanced Audio Distribution Profile)「AVRCP (Audio Video Remote Control Profile)が高音質オーディオ向け、
「HSP (Headset Profile)」「HFP (Hands-Free Profile)」が単純な通話向け
と思っておけば良さそう。HSPやHFPだけしかプロファイルを持っていない機器は、当然音質も下がると考えられる。だから、パソコン売り場にあるヘッドセット(HSP+HFP)よりは、オーディオ売り場にあるヘッドセット(HSP+HFP+A2DP+ACRCP)の方が音はいい、ということになる。

あとは、まぁ純粋にヘッドホンの特性と好みだね。

知人のすすめもあり、DRC-BT30か、11月に発売になるDR-BT63EXあたりを買おうかな、と考えているところ。さらにノイズキャンセリングヘッドホンとの組み合わせも気にはなるんだけど、しかし両方を備えたMDR-NWBT10Nは駆動時間たったの3時間だし、DRC-BT30+ノイズキャンセリングヘッドホンだと、DRC-BT30充電池+ヘッドホン側乾電池が必要なので重くなりそう……。

聞く耳のある者は聞くが良い――新宿ヨドバシでヘッドホン試用

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です