眠らぬ街で夢見るアーバート/六本木アートナイト2010


本日のBGM
アルバム『六本木島』より
パール兄弟「六本木島」
ねえ 瞳のぞいてよ
映し出す浜辺に 輝く貝殻あれば
ねえ 軽く くちづけて
ビルの頂きに登ろう
なぜか眠らない 街をみつめに

ミッドタウンの庭で、カンパニュ・デ・キダムのパフォーマンスを見かける。遠目にシャッターを切って進む。


赤坂ポートカフェ。
カミさんのお友達にご挨拶。お二人もこれから六本木アートナイトへ繰り出すらしい。
二人を送り出した後、カミさんも店を閉め、一緒に六本木クルーズへゴー。
まずは東京ミッドタウンの前で大きなケーキを発見。
20100327_203018_0.jpg
ミッドタウンの3周年のお祝いとある。固いプラスチックかと思いきや、触ってみると意外とふかふかしている。たしかにこれがプラスチックだったら、食べられない、って感じしちゃうもんね。

カミさんと腹ごしらえ。一蘭の、“恐怖!味集中カウンター”でラーメンを食べることにする。
20100327_204727_0.jpg
味指定用紙に味指定を記入する。いつも、前回何を書いたんだったか忘れちゃう。次回の参考用にデジカメで撮っておけばよかった。
食べてみた結果、特製たれはなくていい、と思い出す。辛いんだ。いつも「これなんだっけ、まあいいや、つけとけ」と入れてしまって、辛くって次回やめよう、と思うんだよな。次回やめよう。

ミッドタウンから向かいに道路を渡り、斜めに商店街を抜けて国立新美術館を目指す。
20100327_205557_0.jpg
この商店街には「トイザウルス」やおもちゃを使って作った木のモニュメントがあちこちに隠されて?いる。
一本一本はともかく、数が増えるにつれて凄みが増してくる。どんだけおもちゃ集めてんですかこれ。戦隊モノやヒーローモノ、昆虫モノに動物もの、ありとあらゆるおもちゃが木の形をなしている。

20100327_210003_0.jpg
この商店街にも面白そうなお店がたくさん。宮崎料理の店「弦月」って……うちの高校のキーワードが「弦月」なんですけど。昔弦月湖というのがあったらしく、学園祭も「弦月祭」だし。うちのOBがやってるんかなー。

こうやって、路地のお店に注目が集まるのは、街の活性化にいいかもしれない。そういうイベントなのね、これ。

国立新美術館へ到着。ちょうどカンパニー・デ・キダムのパフォーマンス「ハーバートの夢」が始まるところだった。パンフレットには「ハーバートの夢」と書かれているんだけれど、若干ビミョウな記載かな、という気がする。フランス語には「H」の音が存在せず、「Herbert」は「アーバート」と発音されるはず。「Reve d’Herbert」は「レーヴ・ダーバート」だ。「ハーバート」と英語読みする理由はないと思うが、どうか。まぁ日本人にわかりにくい、という理由はあるか……。
20100327_210750_0.jpg
20100327_210906_0.jpg
このパフォーマンス、写真で見るよりずっと面白かった。大きな白いミシュランマンみたいな風船人形を背負って、白塗りのパフォーマーたちが観客そこのけに練り歩き、時には集まり、時には明滅し、時には踊る。高下駄を履いていて観客よりずっと大きく背が高いので、会場のどこからでもある程度見える。夜の国立新美術館の前を、白い巨人たちが4体歩き回る様子は、真に幻想的。これが電柱だったら宮沢賢治の世界だ。

美術館前の傘置き場のところには「猫道」という展示。モニターに映し出された猫とコミュニケーションができるというアート。カミさんは映像の猫を怒らせる天才かもしれん。

20100327_212750_0.jpg
国立新美術館の前に展示されていた立体作品は「《Untitled 0703》 」という作品。一見するとスチールのようだが、精密に設計された陶器。ネジやボルトがついていると鋼材のように見えるから不思議。

「アーティスト・ファイル2010-現代の作家たち」展 出品作家・南野 馨氏による立体作品の屋外展示

国立新美術館を出たら、歩いて六本木ヒルズへ。
路地を歩いて抜ける。そこここに面白そうな飲食店がいっぱい。こうして路地の店が活性化されるのは、街にとっていいことかもしれない。

六本木ヒルズに到着。
SONYが「make.believe」という企業広告をバンバン打っていて、少し安心。最近、いいニュース聞かなかったからなー。まだお金あるんだなー。

通路の一角に、ビニールテントみたいな部屋が仕切られていて、人だかりがしている。近づいて見ると、ビニールテントの中に数人が入り、床に敷き詰められた紙吹雪を、みんなが両手ですくい上げ、夢中で巻き上げている。「ガーデン」というインスタレーション。我々もやってみたけれど、紙吹雪を巻き上げるという行為と花が咲くということの間の相関性が不明確で、楽しめるというほどには楽しめなかった。ひたすら紙吹雪を巻き上げるのは、面白かったし、花が咲くのは綺麗だったんだけどね。みんな夢中になってやっていて、外からそれを眺めているのが不思議な感じだった。
20100327_214619_0.jpg

「オーロラ’10Roppongi」は、天井からぶら下げられたカラフルな布の間を通り抜けるとオーロラみたい、というインスタレーション。
ここにも猫のモニターがあって、猫集会所ということで、3猫くらいいた。
20100327_221010_0.jpg

20100327_221344_0.jpg

「天からの手」は、通路にいる観客を映し出した大型ビジョンに、突然巨大な手が現れて、観客をつまみ上げようとしたり、つっついたりする映像コンテンツ。つつかれた人が上手にリアクションをとると、まるでほんとにつつかれたような映像が見られる。というわけで、みんなついついリアクションとっちゃう面白さ。
ヒルズアリーナのパフォーマンスを眺めながら移動。

20100327_223347_0.jpg
「ロータス」は大きなロータスが開いたり閉じたりする。シュールっていうか、ちょっと怖い。

ロング・ソファ・インスタレーションBoConceptは、長いソファ。カミさんがどうしても座りたいというから座ってみたら、カビくさかった。たぶん前日に雨でも降ったんじゃろか。

小田急線で、東林間の実家へ。母親は既に寝ていたが、こっそり家に入って寝る。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です