雑踏の中で君を見つけた。 ――『ダーク・フェアリー』のかんばん


池袋のサンシャイン通りを歩いていて、ふと、大きな映画のかんばんに目がとまった。
真っ黒い背景の中に浮かび上がる少女。タイトルは『ダーク・フェアリー』

ああ、と思って、監督の名前を探した。
なんだか確信のようなものがあった。やっぱり、そうだった。

監督:ギレルモ・デル・トロ

自分の審美眼の正しさに安堵すると同時に、ギレルモ・デル・トロの安定した画風にも思いをはせる。

『パンズ・ラビリンス』はもう4年くらいは前の映画のはずだけれど、試写会で観た時のあの記憶は生々しい。
あの映画で、ギレルモ・デル・トロの映像の確固たる安定感は驚くばかりだった。なんてはっきりしたビジョンだろう。架空の世界がそこにたしかに存在した。美しく、はかないファンタジーの世界が。

この『ダーク・フェアリー』も、とても美しく、存在感あふれる、素晴らしい映画に違いない。だけど、それを観る勇気が持てそうにない。

たぶん、それは、世にも美しい、悪夢だから。

「ダーク・フェアリー」2012年1月21日(土)シネマサンシャイン池袋ほか全国順次ロードショー!
映画『ダーク・フェアリー』予告編 – YouTube

 

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