国立新美術館開館記念展「20世紀美術探検―アーティストたちの三つの冒険物語―」

国立新美術館の開館記念展ということで、リキの入った贅沢な展示だなぁ、という印象。いきなりピカソとかセザンヌからスタート。広大な敷地にたっぷりの展示物が並べられている。これだけで半日がかりの冒険になりますよ。

内容は20世紀の芸術の潮流を概観するもの。芸術には疎いので潮流なんて知るよしもないんだけど、眺めているとなんとなくわかったような気がするのが素敵なトコ。なんとなく「へぇ、こんなのが流行ったりしたわけですか」とか「あ、これの続きがこんな風に発展するんだ」とか、その程度の、ぼんやりした認識なんだけど、それでも十分に楽しめる。

展示物の種類も、絵画、彫塑、オブジェ、工業デザインと幅広い。長いんだけど飽きない展示。かなりたっぷり歩くことになるので、荷物はロッカーに預け、歩きやすい靴で行くのがいい。重たい荷物を抱えて窮屈な靴で冒険に出る、なんて無謀はするもんじゃないでしょ。

3月19日まで。

◆国立新美術館開館記念展「20世紀美術探検―アーティストたちの三つの冒険物語―」:国立新美術館(THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO)

国立新美術館開館記念展「20世紀美術探検―アーティストたちの三つの冒険物語―」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です