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高級ジップロックで作るミラーレス用レインカバー

先日、イベント撮影でこのテクニックを使用していたところ、2人に「へぇ」と言われた2へぇのでここで紹介しておくことにした。

雨が降る日の撮影というのはいろんな意味で大変なんだけども、カメラ本体が濡れないようにするのが一番気を遣うところだと思う。私のカメラの師匠は以前「最近のカメラは水滴程度ならなんとかなる。衝撃の方が怖い」と言っていたが、かといって雨ざらしにして壊れてしまったら被害甚大だ。

カメラ用のレインカバーは量販店などに行けば市販されているけれど、それを買うほど雨中でのイベント撮影に遭遇するわけじゃないんだよ……という人もいるはず。

急場をしのぐくらいなら、ジップロックで手製するレインカバーが一番だ。細かいことを言うなら、レンズフードのネジ穴に若干負担はかかる。

用意するもの

  • ある程度長さのあるレンズが付いたデジカメ、ジップロックに入る程度のサイズ
  • 大サイズのジップロック
  • レンズフード(最悪、輪ゴムで代用できる)
  • カッター

やること

  1. ジップロックの底の線に沿って、カッターで切れ目を入れる。この切れ目の場所をどこにするかは、レンズの位置、本体の形状などによって微調整ができる。私が使っているソニーのNEX-5Nの場合はジップロックの端から4〜5cmくらいでいい。切れ目の長さはレンズの直径より少し長いくらい。
  2. デジカメからレンズフードを外して、ジップロックにデジカメをレンズから先に突っ込み、ジップロックの底の穴にレンズを近づける
  3. ジップロックを噛み込むようにしてレンズフードをねじ込む。少々ここで負荷がかかってしまうが、嫌なら輪ゴムを使うがいい。ジップロックとレンズが外れない程度には噛み込ませたいが、あまり多く噛み込むとレンズの前にジップロックの端が写り込んでしまうため、丁寧な処理が求められる。

これで簡易レインカバーの出来上がり。むろん、この状態ではEVFを使うわけにはいかないが、NEX-5NにはもともとEVFはないのだ。

ジップロックのジップ側から手を突っ込み、液晶画面を活用して撮影する。ちょっとやそっとの雨に負けるジップロックではない。

高級ジップロックで作るミラーレス用レインカバー
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