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スマホ、タブレットの充電におけるアンペア数の話

スマホに充電器買いたいけどよくわかんねーという人も多そうなので、アンペア数の話をしておこうかと思う。

アンペア」がそもそも何なのかというのは面倒なのでやらないが、ざっくり電力の数字です(ざっくり)。

USB端子の場合、0.5Aを標準的に給電するようになっている。いくつかの機器がUSB端子に刺すだけで別電源なしに稼働するのはそういうわけだ。USBのドライブとか、USBの扇風機とか、全部0.5Aで動くわけである。
ただし、USBハブを使ったりして一つの端子に2本、3本とUSBケーブルを挿していけば電力は分散されるわけで、それまで動いていた機器も動かなくなる。当然。その場合、USBハブに別にACアダプタを刺して、電力を供給してやるような製品もある。

要するに、アンペア数が足りていれば機器は満足に動く。足りなければ動かない。とお考え下さい。

さてスマホなどバッテリー充電の場合。たいていのスマホは0.5Aで充電されるようになっている。
しかしある種のスマホは、条件が満たされた時に高速充電するモードが発動する。
・充電用のケーブルを使用している
・1.0Aの給電がされている。
通常のパソコンなどのUSB端子では1.0Aを給電できないので、ACアダプタなどで給電する必要がある。

そしてiPadは、2.1Aで給電するようになっている。見かけはUSBケーブルだけど、これまたUSB端子では給電できないので、アダプタなどで給電する。

複数の機器を給電するには、合計のアンペア数を越える給電力が必要になる。たとえばスマートホンを2台接続するなら1.0Aの給電力が必要になる。

上の写真のソニーのアダプタはUSB端子二つを備え、合計最大出力2.1A。ということは「タブレット1つ」か「スマホ2つ」のどちらかを給電できる。「タブレット+スマホ」の組み合わせは電力不足で無理ってことね。

というわけで、私ソニーのバッテリーを愛用しております。3.6Aまで対応の大容量タイプもあるよ!

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