2018-03-17(土)追記: ViXに脆弱性だそうです
→老舗の画像ビューワー「ViX」に脆弱性、“JVN”が利用の中止を呼び掛ける – 窓の杜
ViXの終わり
画像閲覧のソフトとしてViXを愛用していた。
非常によくできたソフトなんだけれども、一個だけ問題がある。開発終了している。そして作者のサイトも今はもうないみたい。
ViXは、WindowsXP時代の私の画像関連の作業のほとんどを担ってくれた、有難いフリーソフトだ。これがあったおかげで、私の画像処理はだいぶんスピーディだったと言える。このソフトがなかったら、まだ一枚ずつ手作業で画像のリサイズをしていたかもしれない……いや、さすがにそれはないにせよ、ぱっと閲覧し、一括で名前やサイズやファイル形式を変更し、もっと込み入った作業があれば別のソフトにさっと画像を引き渡すことができ、特定のフォルダを登録しておけばコピーもワンクリックでイケる……というようなソフトは、なかなかないものだ。
今はまだいい。幸い、Windwos7でもViXは動いてくれている。でも、先々、ViXが動かなくなることはほとんど確実。そうなったら、ああ、私はどうすればいいのだろう? PicasaにHD内の痛くもない腹をごそごそと検索されて、処理をしていかなければならないのか(Picasaの顔認識はこれはこれで便利なのだが)
そんなわけで、@filmloader 氏に勧められたXnViewを使ってみた。ViXと違って、今もなお更新されている。
XnViewの始まり
XnViewはViX同様、定番とも言われるフリーソフトで、画像のビューアとしてXnViewを愛用している人も多いと聞く。以前使ってみてちょっと肌に合わなかった記憶があるのだけれど、まぁ人に勧められたらだまされたと思ってやってみるものだ、と思っている。少しいじってみることにした。
XnViewは、画面の自由度が高く、いろんなレイアウトを選ぶことができるのがなかなかいい気がする。機能的にも、もちろん十分なものを持っている。
ViXの快適な操作系に比べるとちょっとメニューとかごちゃごちゃしている気もするけれど、まぁこれはこれで慣れるということなのだろう。フリーソフトが思い通りになると思ってはいけない。身体の方を合わせるのだ。
慣れてくると、違和感もなくなってきた。思い切ってダブルクリックした時のデフォルトビューアにしてみたら、十分耐えられる起動速度。起動してすぐトリミングして別のフォルダに保存、とかいうことがキーボード操作で可能なわけで、快適。
画像のトリミング、回転・反転、移動、明るさの調整、くらいまで快適にやってくれて、キーボードで次の画像を表示、スクロールホイールで拡大縮小ができてくれれば、ビューアとしては十分。それ以上複雑な処理なら、Photoshopへ送っちゃうもんね。
Alt+Cで別のフォルダへコピーできるのも好印象。毎回フォルダを指定しないといけないのがちょい面倒だが(VIXはフォルダをボタンに登録しておけばクリック一発でコピーできた)、お気に入りにフォルダを登録しておけばまぁなんとか。
WindowsのViX代替としては、これでいってみようと思う。
そしてNOMACS
2017-11-15(水)追記
「Windowsでブログを書くツール2017夏 」という記事でも書いたのだけれど、オープンソースの画像ビューアとしては、NOMACSもまぁなんとか。でもま、商用でなければ、XnViewでいいと思う。
私自身はAdobe CreativeCloudの軍門に降り、Bridgeの恩恵にあずかっている。