公共交通の切符の買い方なんて、どこへ行ったってそう変わりないと思うだろう。あにはからんや、私はこれまでドイツに3回行ったことになる(学生時代、新婚旅行、今回の出張)が、自信を持って切符を買えた試しがない。
まずハノーバーではエリアという概念があって、これを知らない状態で切符を買おうとするとだいぶまごつくことになる。中心地からエリア1、エリア2、エリア3とおよそ同心円状に広がっているらしい。
料金は「エリア内移動」「エリア2つにまたがる」「エリア3つにまたがる」という区分で、金額設定されている。じゃあエリア3だけ、同心円に沿って環状に移動すれば、相当長い距離を「エリア内移動」の料金で移動できそうな気もするが、たぶん環状線はないのであろう。
以前ロストックで購入した時は小さなチケットを買って打刻機で日付をスタンプした。今回乗ったトラムでは、最初っから日付が印字されていて、車内の刻印機には入らなかった。これはどうだ?
ドアを開くボタンを押さないと開かない、ってのも一般的。日本だと、路線によって違うよね。採用してたり、してなかったり。
自転車、キックボード上等ということらしく、平然と持ち込んでくる(さすがに乗ってくる阿呆はいないけど)。あんまり混雑しないからできるってこともあるんだろうし、トラム(路面電車)だから持ち込みやすいってこともあるんだろう。まぁ市街の中心部では地下にもぐっちゃうので、自転車かついで上までいかないといけないんだけどね。
いつかドイツでトラムに乗った——ハノーバーのトラム