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「どうだい詰まるかな」「いや、こいつは詰まねぇ」――詰めて挿せるコンセントタップ

電源タップというのは昔からある普遍的なアイテムだけど、完璧な電源タップというのはなかなか巡り会えない。でも近年では自由な発想の製品が増えてきて選択肢はだいぶ広がった。

うちの会社で標準採用しているのはこちら。

これは細部がよくできている。先端にも端子があって連結しやすい(タコ足配線になっちゃうけど)。コンセントの間隔が手頃で、ACアダプタが干渉しづらい余計なあのOFFスイッチが付いてない(超重要)雷ガードがついている(無しモデルもある)。
ほぼ、満点と言っていいできばえだ。あとは色バリエーションがもう一色あったら、1m、2m、3m色別に購入するのに。うちの会社では2mは黒1mと3mは白を購入している。

最近、積極的に電源タップに新製品を出してくるのがヤザワコーポレーション。けっこうたくさんラインナップそろえてくるので楽しみです。

最近注目の新商品がこちら。
配線 差し込みフリータップ YAZAWA corporation(ヤザワコーポレーション)は、照明器具、電気小物、インテリア家電等を取り扱う電気製造、開発、販売メーカー


これはすごいよ。今まで考えた人はいたのか知らないけど、実現したのは見たことない。コンセントの穴は2つで一組交換不能、という常識をズラして、隣同士なら交換可能にしちゃった。実際どの程度自由度があるのか、むしろ隣が近接し過ぎて使えない穴が発生するはずだけど全体として結局の平均有効コンセント数が何口くらいになるのか、というのは実用上気になるけど、それはそれとして、この勇気には敬意を表したい。

さっそく会社で1本購入してみた。表面の質感はつるつるで、頑張って高級感を出そうとしている点は評価できるが、エレコムのタップと比較するとエレコムの方が高級感がある。

試しにバッファローのUSB充電器を指してみたところ、実際に指した1対の両側が1穴ずつ隠れる感じ。単純にこのUSB充電器だけを差していくと結局4対接続が上限で、エレコムの方が干渉無く6対接続できることを考えるとやはり無駄はある。逆に通常の電源ケーブルの1対を差していくなら最高で8対差すことができるので、干渉をどれだけ防ぐかが勝負になりそう。

サイズ的にはエレコムの方がややかさばるが、実用上はエレコムの方が上かなぁ。でもヤザワにエールを送りたいこのキモチは嘘じゃないさ。

「どうだい詰まるかな」「いや、こいつは詰まねぇ」――詰めて挿せるコンセントタップ
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