会社でIT担当として、プロジェクタを買い替えることとなり、予算10万円で検討することにした。以前調べた時にプロジェクタではEPSON(エプソン)が鉄板かなぁという印象を持ったため、今回は他メーカーは無視することにした。たしかそのときには、横の台形補正が決め手だったと思うので、横の台形補正さえあれば別メーカーでもいいんだけどね……でも使い勝手とか同じメーカーで統一されてる方がラクだから、という面もある。
10万円で購入できる中から3機種に絞った。結論から先に言うと、今回はモバイル性を重視してEB-1761を購入した。
■EPSON EB-1761 2600 lm WXGA(1280×800) モバイル&短焦点
■EB-W18 2900 lm WXGA(1280×800) 明るいワイド画面
■EB-X24 3200 lm XGA(1024×768) 明るい多機能
■ビジネスプロジェクタに求めるもの
現行機は「EMP-54」2000 lmでSVGA(800×600)。だいぶ古い機体なので、さすがに現行機にかなう要素はない。買い替えれば確実に便利になる。
現行機でストレスになっているのは明るさよりも画面の広さ。3200 lm(X24)のまぶしさも気にはなるが、やはりXGA(X24)よりは、WXGA(W18&1761)の方がポイント高い。
EB-1761は持ち運びしやすい薄型。その分無線LAN機能(W18&X24)やスマートフォンの画面を映し出す機能(W18&X24)を省いている。デジタル担当としてはスマートフォンやタブレットの画面を投影できるのは興味深いが、しかし実際に活用する場面があるかというとちょっと自信がない。一方、モバイルは営業が仕事先に持って行く可能性や、イベントなどで旅行先に持って行くことを考えても有効な機能だ。しかも短焦点レンズを保有し、比較的近距離から投影することができる。というか近距離でも広い範囲に投影できる。会議中はホワイトボードに投影することが多いのだが、机の端からでは十分な画角が得られず、けっこう机の端から離して設置することが多い。その分机の上を占領し、デッドスペースが増えている。短焦点にして解決するならしたい。
今回はEB-1761 2600 lm モバイル単焦点 WXGA(1280×800)の勝利かな。
実は本当に欲しかったのはEB-435 超短焦点モデル。14万円くらい。
こいつは至近距離から展開が可能で、ホワイトボードの上限幅いっぱいに照射するのに60cm程度の距離しか必要ない。現行機は1mでもまだ足りないというのに! 10万円予算あれば買えるかと思ったけれど、思ったより高かった(汗)