シナリオを担当したmogami74です。7月20日(月)、下北沢にて「パラサイヨ×しもきた商店街 謎解きゲーム 消えた鈴を探せ!」をやります。本稿はシナリオ担当者がその魅力をめいっぱい語るものであります。
→7/20 謎解きイベント「消えた鈴を探せ!」 – PARASAIYO
■会場 しもきた商店街
■料金 2,500円 ※小中学生は親同伴で無料
→“先着100名” 謎解きイベント「消えた鈴を探せ!」しもきた商店街 (Facebook)
→昨年の記事)しもきた商店街×パラサイヨ 謎解きゲーム「消えた鈴を探せ!」のシナリオ担当のブログ。 #下北沢 #parasaiyo [74thHeaven]
下北沢は歩いて楽しい街である
都内に街はたくさんある。中でも下北沢は歩いて楽しい街だ。私もシナリオを引き受けてまもなく、下北沢を念入りに歩いてみた。道はそれほど広くない。むしろ狭い。くねくねしている。近視眼的で、だからこそ、店や看板が次々に眼前にとび出してくる。それがまた個性的なお店が多い。まるでとび出す絵本の中を歩くようなものだ。
シナリオ担当からおねがい、街をたくさん歩いて欲しい。このイベントが終わる頃には、あなたは下北沢博士になっている(主に北口のね)。私はシナリオのチェックも含め、10回どころではないくらい北口全部を歩き回っている。何度行っても楽しい街だ(手がかりの場所が変わってないか、毎回ヒヤヒヤするのだが)。
宝探しの楽しさをプラス
下北沢が楽しいだけでは謎解きにならないから、そこに謎をプラスする。姐さん事件です。解決できるのはあなただけ。手がかりを探して街を歩くのは、まるっきり宝探しだ。一人で歩き回るんだと早晩へこたれるかもしれないが、幸い、あなたには仲間がいる。4人一組で街を歩くと、それはもうめちゃくちゃに楽しい。そりゃあ分離行動を取ることもできる。効率よく、と分離行動をするチームも見てきたし、理屈の上ではそれは上手いやり方に見える。だけど、意外にうまくいかないものだ。なぜかというと、一人で歩くのは仲間と歩くのとは違うからだ。是非みんなでわいわい歩いて、宝探しを楽しんで欲しい。(ちなみに前回正解にたどり着いたチームは、分離行動はしなかった)。
しもきた商店街は君の味方だ
しもきた商店街は君の味方だ。といっても、別に商店街がヒントをくれたりはしない。でも商店街にはたくさんの飲食店があって、あなたと仲間はいつでも好きな店で休憩をとることができる(お金は払うんだよ、もちろん)。今回も、個別にお店にお願いして、マップにお店の名前を載せさせて頂いている。手がかりが一通り集まったら仲間とこういうお店に入って分析と検討をするべきだ。テーブルでの分析は、非常に大事だ。なぜならこれはあなたの推理を試すゲームだから。幸いにして、下北沢の商店街には素敵な飲食店がたくさんあって、よりどりみどり。手がかりを探して東奔西走した後は、洒落た店で一杯やりながら考えれば、きっと何か見えてくるはず。この辺がこのゲームの醍醐味と言ってもいい。
解けても解けなくても
私が目指したのは、かつて読んだレイモンド・M・スマリヤンの『パズルランドのアリス』だ。つまり、「奇妙なことに、この本は、まったくパズルを解かなくても面白いのです」。
もちろん、解ければ最高に面白いことは保証する。前回クリアしたチームが、正解にたどり着いたシーンに私はたまたま居合わせた。あの「ああっ」という絶叫はシナリオ担当としては快哉であった。
そして解けなかった人も、終わって成ル程と思う。そのように作ってある。そして、下北沢の街を歩いた楽しさは、そのままあなたのものになる。
いずれの場合も、後悔はさせない。楽しいひとときを下北沢で。お待ちしております。
→7/20 謎解きイベント「消えた鈴を探せ!」 – PARASAIYO
■会場 しもきた商店街
■料金 2,500円 ※小中学生は親同伴で無料
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