GoogleのブラウザChrome。そしてGoogleのケータイOS、Android。
この2つを便利につないでくれるアプリが「Chrome to Phone」で、結構便利だったのでご紹介。
Androidを使い始めた当初から「Androidに簡単に文字列を送る方法は何だろう?」と思っていた。普通に考えればメールなんだけれど、当時のAndroid1.6のGmailは、受信した文字列を選択してコピーするということができなかった。これがもう、徹底的にできなかった。一体何か嫌がらせなんじゃないかと思うくらい。
しばらくすると、Evernoteが使えるレベルに仕上がってきて、これで連携するのが一番早いという感覚になってきた。同期ボタンを押さなければいけないというのはあるんだけれど、それでもこれが一番早かった。
ようやく実用的だな、と思えたのが今回の「Chrome to Phone」。
- Chrome側にインストールする拡張機能(アドオン)をインストール
→Google Chrome to Phone 拡張機能 – Chrome ウェブストア - Android側にインストールするアプリをインストール。
→Google Chrome to Phone – Android マーケット - Chrome側でGoogleアカウントを認証する必要があるので、一度Chrome to Phoneのボタンをポチと押してみると、認証が開始され、なんか「認証しますか」みたいなことを訊かれておしまい。
これで準備完了。Chromeで文字を選択して、Chrome to Phoneのボタンを押すと、たちどころに(といっても数秒かかるけど)Android側で受信し、クリップボードに保存される。おお、とか思う。webのURLとかも送ることができるみたい。
しかもaNDCLip(後述)でクリップボードを監視していれば、自動的にaNdClipにもコピーされて、いつでも再利用可能。
ぬぉー、これだよこれ。数秒以内にテキスト送れるし文字通りワンクリックってトコがいいよ。イイ。
さらにaNdClip。これはクリップボード監視&定型文入力ソフト。コピーした文字列を自動的に保存して、後から再利用できるようにしてくれるクリップボード拡張ソフト。これを入れておくと、Chrome to Phoneが動作すると同時に文字列を保存してくれるので、後から再利用が可能。Chromeからバンバン文字列を送り込み、後からじっくりaNDClipで処理をする……といったことも可能になる。
→aNdClip クリップボード拡張 Free版 ~ Android用アプリケーション v2.0.4 デベロッパー amazing-create | ツール