人生の常で、金持ちか、貧乏人かによってその行き先は分かれる。貧乏人は変わり種の発掘を始める。金持ちは高級品売買という悪徳に手を染め、莫大な金額を突っ込み、いずれ身を持ち崩して貧乏人に合流する。だから長い目で見ればすべての愛好家は貧乏人だし、すべての愛好家は変わり種愛好家に身をやつしていく。冷酷なる熱力学第二法則が変わらない限り、この悲しい現実は変わりゃしない。
前置きが長くなったけれど、付せん紙もいろいろ変わり種があって、これなんかもその一つ。3種類のタブを折り曲げて立たせることによって、メッセージの分類を表示出来る。
変わり種文具にはもう一つ悲しい法則があって、その便利さに慣れて欠かせなくなった途端、商品が廃番になり、二度と手に入らないというものだ。こういうのも、長く使えればそれなりに便利だと思うんだけど、いつ消えるかわからないとなると、自分のシステムに組み込めないんだよなぁ。
イラストをポップさせる付せん紙