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『スクール・オブ・ロック』ジャック・ブラック

ジャック・ブラック怪演が光る作品。何の悩みもなく笑える。考えすぎの頭に最適の、コメディ映画。


ロックを心の底から愛するミュージシャン、デューイはあまりのオーバーアクションでバンドを追い出され、無一文で友人の家に居候。そこも友人の彼女に疎まれ、家賃を払わないと追い出される寸前。そんな時、友人に来た代替教員の仕事を本人に内緒で引き受け、ニセ教師として給料を稼ぐことに。

ロック以外に関心のないデューイは授業中も子供たち(10歳のクラス)をほったらかしていたが、音楽の時間、子供たちが演奏しているのを聞いて、彼らとロックバンドを組んでコンテスト優勝を目指すことを思いつく。

脚本家であるマイク・ホワイト(ネッド役で出演している)が、隣に住んでいる友人ジャック・ブラックのために書いたというこの映画。ジャック・ブラックのオーバーアクションを満喫できる一作。

同じコメディでも、ロビン・ウィリアムズなんかだと、ちょっとホロリとするシーンがあったりするんだけれど、この『スクール・オブ・ロック』に関して言えばそんなシーンは無し。ここで泣きが入るか?と思うとどっこい、重いシーンはスッ飛ばして、軽快に、そして愉快に、ロック! ロック! が楽しめる。ロックに詳しい人なら固有名詞が分かるのでより楽しめると思うけれど、必須ではない。私自身、それほど詳しいわけじゃないし。

サマー以外の子供たちにもうちょっと見せ場があると、もっと面白かったと思うんだけど。それは望みすぎかしらん。
Amazonより引用。

出演: ジャック・ブラック, ジョーン・キューザック, マイク・ホワイト, サラ・シルヴァーマン
監督: リチャード・リンクレイター
【ストーリー】
いつまでたっても大人になりきれないデューイはロックを愛する熱い男。生活費を稼ぐ必要に迫られた彼は、バイト気分で名門小学校の代用教員になる。ところがある日、ひょんなことから生徒たちの音楽的才能を発見。”授業”と偽って子供たちとロック・バンドを結成したデューイは、念願だったバンド・バトルへの出場を目指す!

『スクール・オブ・ロック』ジャック・ブラック
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