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もうひとつの特異点(No.23 越後妻有 大地の芸術祭2010.06)☆☆☆★

車で来ると、少し前を行き過ぎたところに駐車場がある。車を駐めて分かれ道まで戻ってくる感じ。
分かれ道のところに戻ると「大地の芸術祭」の看板が立っている。見たところ普通の民家だけれど、近づいて見ると、大学生くらいの女性が一人、入り口に座っていた。一人300円ほど払って中に入る。
中に入ると、部屋の中全体に、特異点が広がっていた。ビッグバンでも持ち込んだみたい。


造りは、というと、広い木造家屋の壁を抜いて柱だけにし、あらかた窓をふさいである。そして床から天井から、フックを付けてそこから白いワイヤーを張り巡らしている。そのワイヤーは空間の中央の一点に集約され、特異点をなしている。見る人は、ワイヤーをくぐったりまたいだりしながら、自由に作品を眺める。床に寝そべったりとかね。

単純なようだけど、見ていてなかなか飽きが来ない。寝そべって下の方から眺めると、人の形が見えるんだとかいう話だったけれど、正直よくわからんかった。でも、縦横無尽に張り巡らされたワイヤーの中を歩き回るだけで十分面白いよ。
「もうひとつの」特異点の「もうひとつ」って何だろう? 一つ目の特異点はどこに?
☆☆☆★(見た方がいい)

■Spec
作品番号 : 23
アントニー・ゴームリー【イギリス】
制作年:2009年
料金:300円
■関連URL
もうひとつの特異点 – 大地の芸術祭の里

■場所

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もうひとつの特異点(No.23 越後妻有 大地の芸術祭2010.06)☆☆☆★
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