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A4手帳の自作フォーマットのすすめ (pdfデータ付)

家庭用のプリンターは実に偉大な発明だ。適切なソフトさえあれば、驚くほど生活を豊かにしてくれる。年賀状の時期に限ってプリンターが売れるというのはプリンターの有益さに対する侮辱であろう。

私がデザインに使っているソフトは曲がりなりにもドローソフトの「CorelDraw Essentials」だけれど、別にOfficeでだって、無料のソフトでだって作れるものはたくさんある。ExcelでもWordでも作ることができるし、OpenOffice Drawなどフリーソフトだっていい。

デザインにかける時間が取れないこともあって最近あまりプリンターの有益さを謳歌してないんだけど、手帳のフォーマットを自作するに至って有益さここに極まれり。
なんといっても、手帳は、自分の手になじむものが一番であるし、使いやすく修正していくことが出来ればそれに越したことはない。日付を自分で書き込まなければいけないというのはあるけれど、使いやすさにはかえがたい。

手帳を自作するにあたって考えるポイントをご紹介。

紙のサイズ

もしも市販のシステム手帳と同じコンパクトサイズにこだわるのなら、自作プリントはあまりオススメしない。専用紙を使わなければならず(コスト高)、あるいは専用のパンチで穴を空ける必要があり(面倒だ)、レイアウトも制限を受ける。それくらいなら、市販のリフィルを使った方が手っ取り早そうだ。

一方、主にオフィスで使うからA5サイズA4サイズでいいよ、という方には実に幸運なことに、自作フォーマットに向いている。市販のルースリーフを使えばコストも押えられるし、穴を空ける必要がない。私は無印良品で売っている、A4サイズの5mm方眼ルースリーフを使っている。余計な罫線がなく、端まですべて方眼で埋まっているので、デザインしやすい。

バインダー

システム手帳を諦めて、A5あるいはA4のバインダーにするなら、いくつも選択肢はある。安いものから高級感あふれるものまで、文具屋に行けばいくらでも売っている。私はA4見開きという広大なスペースを卓上に確保することができないタイプなので(散らかす性質なので狭いのだよ!)、A4折り返しできるバインダーを探し求めた。
東急ハンズで714円で購入した「HS CRバインダー A4 Sスモーク」を利用している。
→HS CRバインダー A4 Sスモーク 東急ハンズの通販「ハンズネット」
表紙を折り返して利用することができるので机の上を占領するのはA4だけで済む。ゴムで表紙を止めることができるほか、表紙の裏にポケットもついている。

というわけで、私が作った手帳フォーマットを一部修正して公開。
http://solitaire.sakura.ne.jp/blog/img_moga/publishA4_0112.pdf

フォーマット

最近、スケジュールはGoogleカレンダーで整理している。主に、他の人の予定の共有が便利だからだ。なので、手帳にスケジュールを求めなくなった。(第一、2週間分以上先は印刷しないので、それ以上先の予定は書き込めないのだ)。その代わりに、タスク管理を重視するようになった。なので、スケジュール欄は細くて狭い。実際には、Googleカレンダーに入れるまでもない急な打ち合わせのほか、時間とタスクの関連づけ(夕方になったら、あいつに電話をかけよう)を記入している。
また、仕事以外ではほとんど使っていない(あまりタスクの出入りが激しくないプライベートでは、Toodledoの方が便利だ)ので、土日は作成してない。平日のみである。
右下の三角形は、折り取るためのガイド。この三角形にそって45度で折り曲げ、手でちぎると割と綺麗に45度の角を切り取ることができる。簡易的に。

何かの参考にして頂ければこれ幸い。

A4手帳の自作フォーマットのすすめ (pdfデータ付)
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