ちょっと気に障るトラックバックを受け取ったので、トラックバックのマナーについて言及しておきたい。
※2005.06.05追記。
トラックバックSPAMとおぼしきトラックバックを受け取った時にはことごとくここからトラックバックを送ろうと思う。
ある見知らぬblog記事から私が書いたチェスタトンの記事にトラックバックが送られたのだけど、とりたてて私の記事には言及されていない。リンクもない。しかも記事内容は至って簡略で、とりたてて読んだ人が嬉しがる情報とも思えない。これだと、私の記事を読んだ人がトラックバックをたどってみて、「なんだ、つまらない」とがっかりするだろう。しかも他の人にもトラックバックを飛ばしている。これは、客寄せを目的とした、ほとんどSPAM的な行為にとられてもおかしくない。
Webではこうしたトラックバックのマナーについて、たくさんの記事がある。「逆トラックバック」などで検索するとよくマナー関連の記事が見つかる。なかでもこの記事はよくまとまっているし、参考になる記述も多い。
◆ARTIFACT ―人工事実― | TrackBackによってあなたの評価は上がってますか?
この記事をもとに考えるなら、無闇やたらなトラックバックは、トラックバックした本人にさえ、メリットがないのだ。自分の評価を下げることになるからだ。
たしかにトラックバックはページビューを増やす手段である。だがそれはページの評価を上げる手段ではない。ページビューと、ページの評価は別問題なのだ。ページビューを増やすことにばかり気をとられて、記事の質的向上を怠り、評価を下げるようではなんの意味があろうか。というか恥ずかしくないかなぁ、知り合いに見られた時に。
私なりのポリシーとして、「トラックバックは相互の了解をもってよしとする」ということにしておきたい。そこから当然導かれる結論として「トラックバックの削除は、理由の如何を問わず自由」と考える。というわけで、こちらへのSPAMめいたトラックバックは削除させていただいた。
今後、他のトラックバックについても、同様の基準で考えさせて頂きたい。普通のトラックバックはぜひ遠慮なくどうぞ。待ってますから。
ことのついでに。ほぼ同じことだが、リンクのポリシーについても言及しておく。Solitairescopeは原則的にリンクフリーだが、場合によってはお断りする事も、あるかもしれない。よろしく。
※なお、この記事は、前述2つの記事(SPAMめいたものと、「ARTIFACT」さん)にトラックバックを送っている。当然、先方にはそれを削除する自由がある。