携帯電話の明細やクレジットカードの明細が溜まってしまったので
捨てたいんだけど、さすがにまとまった量を捨てるとなると、
なんだか個人情報が気になるお年頃。
東急ハンズに立ち寄って、ネームオフとハサミ型シュレッダーの前で迷う。
◆本日の一品手軽な個人情報消去デバイス「name-off」
◆ITmedia Biz.ID:ビジネスパーソンの個人情報保護に――ハサミ型シュレッダー
結局、興味関心からネームオフを買ってみた。
自宅に戻って試してみたんだけど、
使い勝手はハサミ型シュレッダの方がいいかもしれない。
ネームオフは基本的にはパンチなので、
どこに穴を開けるか、狙いを定めないといけない。
実際に明細書を持って「さてやるか」となった時に、
正確に個人情報(たとえば、電話番号)の上にパンチ穴を持っていくのは、
意外と難しい。狙いをつけるのに一瞬の時間がかかる。
大量処理をしようとすると、それが面倒だ。
また、広い書類の中央部分に個人情報があったりすると、
折り曲げるか、別のハサミで近くまで切り込みを入れるかする必要がある。
これもまた、ちょっと面倒。
さらにさらに、(通話履歴など)電話番号が何行も併記されているような場合、
何回もパンチをするのは面倒だし、いい加減にやると紙づまりも起きて面倒。
ハサミ型シュレッダなら、「狙いをつける」必要がない。
大雑把に切っても仕損じがない。
何行にもわたる電話番号も、縦横に切り込むだけでおしまい。
そういう意味で、ハサミ型シュレッダの方が使い勝手は良さそうだ。
ただ、2点だけネームオフのメリットがある。
1つは「クズが飛び散らない」という点。
ネームオフは普通のパンチ同様、クズをホルダーで保持しているので、
普通に使う分にはクズが散らかる心配はない。
まぁすぐいっぱいになっちゃうので、こまめに捨てる必要はあるが。
もう1つは、「デザイン的に見栄えがいい」という点。
ハサミ型シュレッダはなにせゴツい。
部屋に置いておくとちょっと怖いくらいである。
ネームオフは、デザイン的には優れている。
まぁ、ゆっくり1枚ずつパンチを楽しむキモチになれるなら、
ネームオフも悪くない。かもしれない。