会場では、やはりH5の後継H7が発表されていた。光学15倍のズームを搭載。DSC-H5が光学12倍だったから、レンズのズーム性能をさらに高めたことになる。高感度撮影もH5がISO1000までだったのに対し、H7はISO3200まで対応。4月27日発売予定。
他にDSC-T100は薄型の5倍ズームモデル。DSC-T20は薄型3倍ズームモデル。DSC-W80は普及機で、前モデルにはなかった光学ファインダーを新たに装備。DSC-W80HDPRはプリンタ。
今回のCyber-shotのコンセプトは「ハイビジョンで楽しめるデジカメ」とのこと。全機種ともケーブル直結するだけで、ハイビジョンテレビで画像を表示させることができる。今後もSONYはテレビ、ハンディカム、ブルーレイなどの分野にまたがってハイビジョンを展開するそうだ。
また、CMソング「さくら色」を歌うアンジェラ・アキがゲストとして登場。シングルを3月7日(水)リリースするそうだ。
タッチ&トライのコーナーで実際にH7を触らせてもらった。電源ボタンはH5と同じ感覚。他のボタンについては、後で調べてみたら位置変更されているみたいだけど、その場ではとりたてて違和感なかった。ISO感度の設定変更をどこでやるのか、イマイチわからなかったんだけど、基本的には絞りとかシャッタースピードに合わせて自動変更ってことらしい。どこかで設定はできるんじゃないかと思うんだけどね。
ただ、個人的に非常にショックを受けたのは、電源が変更されて専用のリチャージャブルバッテリーパックになっていたこと。H5は単三電池だったのに! これは困った。電源としてどこでも入手可能な単三電池と、専用電池では安心感が全然違う。困るなぁ、そういう変更。説明をしてくれた女性は、電源の変更のおかげで小型軽量化されている、と言っていたが……。かなりがっかり。どうしよ。
ちなみにこの日、取材に使ったカメラはCyber-shot DSC-L1。光学3倍ズームのコンパクトカメラながら、なかなかキレイに撮れてると思いません?
ハイビジョン静止画出力対応の新“サイバーショット”4機種など発売~写真に音楽をつけて楽しむ「音フォト」も新しくハイビジョン画質で鑑賞可能に~
ソニーは、撮影した写真をハイビジョン画質(水平1920画素×垂直1080画素)で“BRAVIA”などのハイビジョンテレビに映し出すことができる※2ハイビジョン静止画出力対応の新“サイバーショット”4機種『DSC-T100』『DSC-T20』『DSC-W80』『DSC-H7』と『DSC-W80』同梱ハイビジョン静止画出力対応プリンターキット1機種『DSC-W80HDPR』を発売します。ソニーは、お子様の成長や大切なイベントを、ハイビジョンの高精細で迫力ある写真に音楽をつけて、ご家庭のリビングでご家族や友人同士で楽しむという新しい写真鑑賞スタイルを提案してまいります。
加えて、“サイバーショット”としてははじめて顔検出機能を搭載。ホワイトバランスや色調整により顔の色までもコントロールし、人物がきれいに写るように調整するなど、「撮る」性能も大幅に進化させました。