テプラのテープ売り場を眺めていたら、面白そうな変わり種を発見したので買ってみた。
◆マスキングテープ「mt」ラベル 青竹
→マスキングテープ「mt」ラベル
「一度貼ったらたやすくは剥がせないし、無理に剥がせば跡が残る」というテプラの常識を打ち破り、貼ってはがせるマスキングテープタイプのテプラ。「青竹」は薄緑のテープに、白字が印字される。
先日紹介した小型マスキングテーププリンター「こはる」と競合している気がするけれどもどちらもキングジムの商品なので共食い状態。
- 特徴1:こはるは黒字。テプラのマスキングテープタイプは白字かグレーだけで、黒字がない。
- 特徴2:こはるより細いテープ(12mm)。たぶんオートカットで切り口まっすぐになるはず。こはるは手でちぎる感じ。
- 特徴3:こはるの方は電池駆動。どこにでも持ち出せる。
- 特徴4:こはるは感熱紙なので、長期保存には向かない。
青竹以外にも色柄のバリエーションあり。
◆4mm幅 & 白地に赤字
細い4mm幅のテープ。テプラで最も細いテープらしい。
通常のテプラは黒字なんだけど、これは赤字で印字される。あ、4mm自体は、普通の黒字もあるんだけど、赤字って珍しいなぁ……と思って購入。
文字色が赤……ってどういう発色原理なんだか、と思ったら会社の若い子に教えられた。テプラは色テープとインクリボンがセットになっていて、インクリボンをテープに転写しているのだそうだ。なるほどー。単純なような複雑なような。黒字のテープではテープが黒くて目立たないので、インクリボンがあるなんて気にしたことがなかったのだけれど、赤字のテープでは当然インクリボンが鮮やかな赤色になっていて、この原理が非常にわかりやすい。なるほど、考えてみたこともなかった。
こはるの立場が消えて行く ――テプラのテープバリエーション