空港というのは実に恐ろしい場所であり、私はこれまでにも何度も身も凍る恐怖を味わっている。それが私の旅行嫌いの一因をなしているとしても、誰も私を責めることなどできないだろう。あの空港職員どもの血も涙もない所業をなぜ天は、人は赦しているのか。
彼ら空港職員どもが卑劣にも何をしやがるかというと、機内へのナイフの持ち込みを禁止しやがるのである。地獄に墜ちろ! ナイフを持たずに墜ちるとこまで墜ちるがいい!(不謹慎
ナイフ……それは人類の叡智の結晶。ナイフがあったがためにナイフを使うことができたという人も少なくない(力説)
そのナイフを取り上げるのである。まったく空港職員という奴らは。人間かお前ら。
先日のドイツ出張の折、お気に入りのペーパーナイフを放棄せざるを得なかったので、もうなんか安価で適当なペーパーナイフを買おう、と探して見つけたのがこのPLUSのペーパーナイフ。
シンプルな形状だし、値段も手頃。背面に付いているギザ刃とやらは、うーん、善し悪しかなと思うけど。
一点だけ、前のペーパーナイフで使っていた用途を忘れていた。ステープラのリムーバーとしては、ちょっと細くて頼りないかも。
ともかく、これで空港の奴らに取り上げられても怖くないぜ! どっからでもかかってこい!
追記: 背面のギザ刃について、「切りはじめがラク」としてあるけれど、封筒を裂いている時にギザ刃にひっかかって止まっちゃってスムーズに行かないので、これは無い方が嬉しい気がス……。
空港はナイフの墓場である。——PLUS Tree’sのペーパーナイフ