十日町のさまざまな情報が集まるスペース。「キナーレ」という名前は、たぶん地元の「来なさい」に由来するんじゃなかろうか。例の「みやざき館コンネ」的な何かなんだろう、きっと。まぁ「超神ネイガー」みたいに、方言をカタカナで若作りしてみる、というのは一つの潮流としてあるのかもしんない。
中央にある水場のまわりをぐるっと建物が取り囲んだ、お洒落な建築設計。インフォメーションセンターがあったり、地元の工芸品などを販売していたりと、この地域の情報を集めるには便利な場所。駐車場もたっぷりあるし。十日町に着いたらまずここに立ち寄って情報を集めるというのもいいかもね。
それから、隣の地場産業振興センター「クロステン(Cross10、黒ステンではない)」の1階も含め、お土産がたくさん売っているのも特長。地元の新鮮な野菜なども売っているので、旅行の最後に立ち寄って、あれこれお土産を買って帰るというのもいいと思う。
キナーレやクロステンの土産物屋は、地場産業振興センターがやっているだけあって、普通のお土産屋よりは志を感じられて良い。地元のいいものをちゃんと売ろう、という雰囲気がある。ま少しは商業主義っぽいキーホルダーとかもあるけど。地元色の強いお土産を買って帰るなら、オススメ。(ちなみに、アート・デザインよりのお土産なら「まつだい農舞台」の方がオススメ)。
キナーレでは無線LANのアクセスポイントを解放していて、壁にアクセスIDなどを記載したポスターがあるので、勝手に自分のノートPCで設定してネットにつなぐことができるみたい。それはいいね、便利だね。ネット環境が必要になったら、ここのオープンカフェでコーヒーでも頼んで、ネットにつなぐといいかもしんない。
☆☆☆(特に感じなかった)
■Spec
作品番号 : 39
原広司+アトリエ・ファイ建築研究所【日本】
制作年:2003年
料金:無料(各種美術展やセミナーは別途有料)
■関連URL
十日町ステージ 越後妻有交流館 キナーレ
道の駅 クロステン
越後妻有里山現代美術館[キナーレ] – 大地の芸術祭の里
■場所
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Pingback:まつだい雪国農耕文化村センター「農舞台」(No.147 越後妻有 大地の芸術祭2010.06)☆☆★★ [74thHeaven]