スヌーピー展 「報いられぬ愛ほどピーナッツバターの味を不味くするものはないね」

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六本木ヒルズ森アーツセンターギャラリーで開催されているスヌーピー展に行ってきた。日本では永遠に「ピーナッツ展」て呼ばれることはなさそう。
→スヌーピー展 しあわせは、きみをもっと知ること。 | 六本木ヒルズ – Roppongi Hills
2014年1月5日(日)まで。

混み合うだろうから朝イチで…と思ったのは前夜のことで、当日になってみれば、意思の弱い私が朝イチに動けるわけがない。何もしてないわけじゃないんだけど、メールして、あれを少々これを少々とするうちに時間はすっかり午後。チケット売り場を通過してからエレベーターに乗るまでにン十分待ち、やっとエレベーターに乗ったと思ったらそこからまたさらに見たこともないような見事な、絵に描いたような、芸術的ともいえる長蛇の列。自分の意思の弱さを呪うより他ない。

シュルツ氏の原画を中心に、繰り返し登場するおなじみのモチーフの解説、シュルツ氏の生活、キャラクターの変遷や絵の変化などを解説する。いわばピーナッツのトリビアを満載にした展示。原画はペンの線画なのでいくら詳細に見るといってもいずれ飽きは来るが、豆知識の奔流はなかなか飽きさせない。

ピーナッツの漫画を読んだことのないような、イラストやグッズとしてのスヌーピーしか知らない人が楽しめるかどうかわからないが、コミックストリップとしてのピーナッツを好きな人なら、たぶん楽しめるはず。
後半、コメント付ける側も疲れてきたのか、解説がだいぶ投げやりになるので、後半は流すくらいがちょうどいい。

グッズショップではいろんなアクセサリーやカップ、お菓子などが売られている。私がまさにこれは買い、と判断して買ったのはピーナッツバター。チャーリー・ブラウンがランチによく食べているのがピーナッツバターのサンドイッチ。片想いに悩むチャーリー・ブラウンがサンドイッチを吐き出しながら「報いられぬ愛ほどピーナッツバターの味を不味くするものはないね」とひとりごちるシーンは私のお気に入り。

他に絵はがきを3枚ほど購入。

 

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