先日(2015年5月14日)友人に誘われて、日本残業協会×スッキリ・ラボ「残業ゼロ会議!〜1分のかたづけで、残業もスッキリ〜 」に参加したので、その様子など。
友人のTが日本残業協会の人と友達だとかで、イベントを紹介してくれた。
■日本残業協会とは何か?
なんか名前が残業を支援するみたいだが(笑)残業する人(ザギョニスト)を支援し、残業を減らし、効率よくして会社の業績を高め、飲みに行って日本を明るくしたい、という活動をしている任意団体。03/04(水)を「差し入れの日」として認定してもらったりとかしている。「残業する人にとって嬉しいのは何か」……と考えて「差し入れは簡単にできてしかも嬉しい。もっと差し入れが根付くようにしよう!」と差し入れの日申請に至ったという。うむ! 残業する人の味方だ!
日本残業協会の作った「残業ドリンク」を試しに飲んでみた。
コーヒーにマカなどいくつかの粉(残業パウダー)を溶かしたもので、匂いはすごいが味は割とフツー(笑) 飲む前に勇気が試される感じ。飲んでみると意外とそれほど怖くない!
■かたづけ士、小松易
残業を減らすために工夫するとしたら何だろうか……というわけで、「かたづけ」の重要性に思い至った日本残業協会。ここで「かたづけ士 小松易」さん登場。
職場のかたづけには大きく2種類あるという。
- 制度、雰囲気の変更: 時間のかかる取り組み
- 個人の能力、スキル、やり方を変えていく: 短期的に効果が見込める。
今回は「個人の能力、スキルに焦点を当ててワークショップ。
片付けるのが得意な人に「何がコツですか?」と訊くと、返ってくる答え(≒いい習慣)は二つ。「捨てる」「すぐに片付ける」
今回は良い習慣化のための決意表明をして散会。
■残業の定義
面白かったのは、「残業の定義」が話題になったこと。別のテーブルで「個人事業主の場合や、自分の勉強を残業と考えるかどうか」という議論になったらしい。
もがみさん的には残業の定義は
- 残業代
- 拘束時間
で定義されるべきだと思う。
日本残業協会が「会社の負担を減らす」と言っているように、残業代が会社の負担を上げていることは間違いない。それを減らすために、というのは一つの要素。
もう一つは、時間外の活動を「拘束されている」と感じるかどうか。それが自分のやりたい勉強なら残業ではないだろうし、自分のやりたくない、純粋に仕事上の必要からの勉強なら残業と考えればいい。
もう一つ議論の中で面白かったのは「忙しさをどう定義するか」。小松さんによれば、「多忙」と「多忙感」は違うという。充実している人は多忙を多忙と感じない。
「忙しい感じる」「充実して忙しく感じない」
「すぐに」はいつなのか、という話題も出た。すぐにと言われても、優先度の高いものが入ってくれば後回しにせざるを得ない。小松さんの考え方としては「すぐに」=「今」とのこと。それができないなら次善の策は考える必要がある。しかし基準は常に「今」でないと習慣が悪化して悪い流れになりやすい。
■まとめ
- 日本残業協会はいたって気楽な面白可笑しい団体のようなので、引き続きウォッチしていきたい。
- かたづけは「捨てる」「すぐに」がキーワード。わかっちゃいるけど……を変えていかないと。
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