締め出しを防ぐために
家人が閉め出される現象が何回か発生している。そもそも自分が一人で生活している家であれば、自分が鍵を持って出るのを忘れたら錠を閉められないわけで、「あ、鍵忘れた」と気づく。でなかったら「あ、錠閉めるのを忘れた」になるかどちらかである。
しかしながら同居人がいると、錠を閉めるのが別であり、帰宅する段になってはたと「鍵がない……」ということになりかねない。これも子供がいない間は大半、笑い話で済むし、ちょいと駅まで足を伸ばしてどこか店に入って休むなんてな解決ができる。
しかし子供がいる状態で閉め出されると割と子供がカワイソウであり、子供にはなんの咎もないのに待ちぼうけであり、対策を施した方がいいのでは、と思うようになった。
少し別の理由としては、実家の祖父母がしばしば来て子供の世話を見てくれる時があり、この場合にも鍵の受け渡しは問題になる。もちろん予備キーを事前に渡してはおくのだが、そういった手続きがフェイルした時にも、対策してあればなんとかなる。
21世紀的な解決としてはスマートロックだ。
→Qrio Smart Lock(キュリオスマートロック)製品情報 | Qrio製品情報
ただこれはけっこう高いよね。
もっと安価に解決をしようと思うならやはり古典的なダイヤル式ストレージロックであろう。
ダイヤル式南京錠にストレージボックスをプラス。4桁の呪文を知っている者だけが錠を開けることができ、箱も開けることができる。錠をどこか頑丈な場所にくくりつけておけば箱ごと盗まれることもなく安全にものを受け渡しできる。つまり、非常用鍵の受け渡しにぴったりである。
Amazonで購入するにあたってちょっと心配だったのは、「サイズ的に鍵が入るか」と「うちの廊下の格子にくくりつけるのに十分な錠のサイズがあるか」だったんだけど、後者は特に店頭で見たって今ひとつ確信がないので、えいやで購入した。結果、鍵は問題なく入ったし、ギリギリだったけれど格子にも取り付けることができ、一安心。格子ごと盗まれない限りは大丈夫……その時には、どうせ窓から侵入されちゃうんだから。
参考までに、写真は名刺サイズ(91mm×55mm)のカードを入れたところ。ぴったり名刺サイズ。
なんかワイヤタイプのダイヤル式ストレージロックがあれば格子への取付も比較的ハードルが低いんだけど、やっぱりワイヤは切られちゃうからダメなのかな。
4桁の錠前は毎日一つずつ番号を試していけば数年で破られるわけだけれど、このストレージ式ダイヤルロックは数字の変更が可能なため、時々番号を変えるということも可能。ザマミロ。
webのレビューにもあるけど、操作がちょっとわかりづらいというか、かみ合わせが悪いとうまく動かない時があって、よく内容を理解してないと番号忘れてがちっと止めちゃいそう。使用前に説明書をよく読むのをオススメします。
これで突然の締め出しにも安心。あの絶望感から解放されるかと思うとなんか一安心。まぁ、私自身は、会社に鍵を置いておけば、いつでも取りに戻れるんだけどね(徒歩通勤)
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