タルコフスキー監督の処女作として知られる中編映画。ロシア。道路の整地作業をする青年と、バイオリン少年の友情を描く。
少年が少年らしいかわいらしさを発揮しており、そこが映画の魅力の一つかなと。
作品中、セリフのないシーンがけっこう多く、そこが面白いと思う。セリフなしで何かを表現する、というのが、映像作家の腕の見せ所なわけだし。
劇中で『チャパーエフ』という映画を観に行くシーンがあるんだけど、
これはロシアの革命の英雄を描いた戦争映画らしい。
◆A・タルコフスキー『ローラーとバイオリン』
◆ロシア映画社アーカイブス「チャパーエフ」
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タルコフスキー監督『ローラーとバイオリン』