原価計算に関する入門書。今度入った会社は製造業で、こうした知識が必要になるので買ってみた。実際、この本で学んだ知識がさっそく役に立っている。
非常に基礎的な単語から説明をしてくれている。わかりやすい例えで説明されているし、見開きあるいは4ページ単位で構成されていて図解も多く、読みやすい。
会社の経理に無知な人にオススメの一冊。
◆著者:木村 典昭
◆出版社:かんき出版 (2006/10/17)
◆出版社/著者からの内容紹介
本書は、原価計算についての入門書です。あらゆるレベル、セクションの人を対象に業種・商品別の事例を挙げ、わかりやすく解説しました。 原価計算は一見地味な内容と考えられがちですが、ビジネス社会で不可欠な知識です。経理や製造部門の人だけでなく、経営者はもちろん、営業などすべてのセクションの人たちが身につけておくべき知識です。
世の中には「原価計算」の書籍は数多くありますが、実はわかりやすい入門書はあまりありませんでした。
そこで、理解を助けるための図表を多く入れ、身近な業種・商品の事例を多く挙げてやさしく解説したのが、本書です。
筆者は、2004年に「実践 原価計算」(かんき出版)を刊行し、その後セミナーで拙著を解説する機会が何回かありました。そこで気づいたことは、原価に関係する用語は、定義を完全に理解するべきものではなくその用語を使う箇所がどこか判ってしまえば良い、ということでした。
本書でも原価に関する用語については、無理に定義することはしていません。さまざまな事例のなかで繰り返し使っていますので、本書を読み終えたときに、それが頭に残るようにしたつもりです。
本書を手に取ることで、読者の皆さまが原価計算へ興味を持ち、他の書籍やセミナーからの知識を吸収するようになり、それがビジネス活動の一助になるのであれば、望外の喜びです。
次に買おうと思っているのはこの本。
図解入門ビジネス 最新 原価管理とコスト削減がよーくわかる本―原価管理の基本&コスト削減ノウハウ (How‐nual Business Guide Book) 秀和システム