『最高の人生の見つけ方』モーガン・フリーマン、ジャック・ニコルソン

原題は『The Bucket List』。要は「バケツリスト」だが、作品中での訳は「棺桶リスト」になっていた。死期を宣告された二人の男が、死ぬまでにやるべき「棺桶リスト」をこなしていく中での心の交流を描く。
映画『最高の人生の見つけ方』公式サイト


シブい。さすがジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンなだけはある。泣ける感動作品というわけではないが、しみじみと感じるものがある。あらがない。
死をテーマとした作品はよくあるし、特に何かこの作品が優れているというわけではないけれど、すんなりと、納得できる物語に仕上がっているところは好感が持てる。見て損のない作品ではないかと思う。ただあっさりしすぎていて、あまり印象に残らないかもしれない。
全体に男臭い物語に仕上がっており、女性があんまり出てこないのもまたシブい。エドワード(ジャック・ニコルソン)、カーター(モーガン・フリーマン)、そして秘書のトマスの会話が軽妙なユーモア、悪態に満ちており、見ていて清々しく、楽しかった。

『最高の人生の見つけ方』モーガン・フリーマン、ジャック・ニコルソン

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