F900iT インプレッション

タッチパネル液晶とbluetoothを搭載したヲタク携帯。
色は黒のみ。

「bluetoothに興味を持つ女子」なんて希少な存在のためにカラーバリエーションを用意するほど富士通もヒマではない。
でもタッチパネルの方は、結構女性受けすると思うんだけど。
FeliCa携帯にタッチパネル載せればいいのにな。
でもそうすると名前がF900iTCになって困る。か?

実のトコロ、タッチパネルはまだあまり使ってない。
それより先に、覚えるべきことが多くて。
何せ前に使っていたのがS504iで、2~3世代前のmovaである。携帯も進化している。
単純に容量とかが増えているだけで便利な感じがする。
電話帳のフォルダが30個あったりとかそういう点ね。
電話帳の項目も住所録ソフト並みに増えているし、顔写真も入る。
メールの振り分けも割といい感じ。
スタイラスはちょっとダサこい気がする。
WebではPDA用の伸縮スタイラスをストラップにつけたという人がいたので、真似しようかと思っている。

入力について。
学習変換システムは結構レスポンスよくて感じいいけど、キーの割り当てが微妙にこなれてない気がする。
予測変換に目的のものがない場合、一番右上の通常変換キーを押さねばならず、ちとキーが遠い。

あと文字の配置もSoの方がいい。
*キーに割り当てられているのが濁音と半濁音だけ、ってのは不便だ。
句読点も*キーにしているSoの方がラクに感じる。それにSoのPOBoxはやっぱり便利だし。
拗音撥音(ゃゅょっ)に専用のキーを割り当てているんだったら、濁音半濁音もそっちに割り当てちゃった方がよかったのじゃないか。

受信メールを開くとき、Soは自動的に未読メールのあるフォルダに飛んでくれたのでセンターボタン連打してるだけで未読メールまで行けたんだけど、Fはそれをやってくれない。やや不満。
それならば、とフォルダの位置を入れ替えて一番使うフォルダを上にしたいけどそれもできない。やや不満。
振り分けの条件設定はメールアドレス、題名、電話帳のメモリ、グループ、電話帳登録なし、といった各種条件が使えてなかなかいい感じ。

bluetoothは一度つないじゃえば、PCからのダイヤルアップ接続が便利にできそう。
うちの場合は、いろいろVAIOの設定に手間がかかっちゃったし、VAIO側にbluetooth用のソフトが常駐する事になるのでそれは少し不満。
でもそれは別にF900iTのせいじゃない。
せっかくだからbluetoothヘッドセットも欲しいけど、およそ12,000円ってのは高いなぁ。

bluetoothとマルチサービスの関係について、あたふたしてしまった。

> シャッターの位置にある「サイドボタン」長押しでbluetooth起動

とよく言われているんだけど、この「bluetooth起動」ってのが「マルチサービス」という仕組みになっている。
マルチサービスってのは、3種類のbluetooth機器、すなわちダイヤルアップ接続、ハンズフリー、ヘッドセットの3つをセットで起動するアクション。
設定によって、この3つのどれを起動し、どれを起動しないか決められる。
私はダイヤルアップさえあればいいので、ダイヤルアップのみ「有効」に設定。
設定してないと「マルチサービスが設定されてません」とかって叱られて、「マルチサービスって何やの」と困惑することになる。
「bluetooth設定」の中に設定画面がありますけど。

富士通のサイトでは、データリンクソフトを無料配布してた。
これを使えば、携帯メモリソフトを買わなくても、ブックマークやメール、電話帳のバックアップをPCに作ることができる。
bluetooth経由でPCとデータをやりとりできないのは残念。
そこまで望むのは酷なのかなぁ。bluetoothってそういうファイル交換はできないのかな。

SDミニカードをカードリーダーで読み込んで画像を書き込んでみたんだけど、基本的に、PC経由で画像を書き込むとF900iTでは認識されない。
どうも「この画像はココ」みたいなインデックス情報を別に持っているらしく、インデックス情報にない画像を無視する傾向にある。非常に不便な感じ。
Webでは「ファイル名とフォルダさえ正しければ、『SDカードの情報更新』で読み込める」というレポートもあるけど、うちではうまくいかない。
画像サイズが小さすぎるせいか。
しょうがないのでデータリンクソフトとUSBケーブルで画像を送っている。

「FOMAはつながりにくい」とも言われるが、今のトコロその実感はない。
私の部屋ではmovaと同様安定している。
まあ辺境とはいえ、関東平野部だし駅の近くだから、それはそうか。

操作のレスポンスが鈍い。というのはWebで読んで知っていた。
確かにちょと鈍い感じがある。メニュー押してから一瞬待つ感じ。
F900iTの場合、慣れれば我慢できる程度だとは思うけど、でも他の機種ではもっとひどいのもあるらしい。

友人には「声が聞こえにくい」と言われた。
よくよく見ると、マイクの位置が非対称で、少し左寄りになっている。ということは、右手で持って使うことを前提としているようだ。
だから左手で携帯を使う時は、マイクと口元が合うように意識しないとマイクから遠くなって音の入りが悪くなる、と思われる。
もしかしたらノイズキャンセリング機能をオフにした方が
音をよく拾うのかもしれない。一応「オン推奨」ってことなので、ノイズキャンセリングはオンにしてますが。

中央部分にはマイクの代わりに指紋認証。
四桁の暗証番号があれば別に使わなくていいんだけどね。
10本の指を登録できるらしいですよ。

着信のバイブ、それにiの文字が光るイルミネーションに一定のルールを設けることにした。
適当に設定してると、ちっとも覚えることができず、イルミネーションが光ってもそれがメールなのか、電話なのか、誰からなのか、さっぱり分からないからだ。



電話は緊急を要するという意味合いから、早い振動と早い点滅を使うことにした。
振動は一番短い間隔でブル、ブル、ブルと震えるパターンC。
イルミネーションは早い「点滅」。
メールは逆に遅い振動、遅い点滅に統一。
振動の間隔がゆったりしたパターンA。一番遅いのはBなんだけど、遅すぎるから。
イルミネーションは「ゆっくりと点滅」。

あとはよくかかってくる相手にイルミネーションの色を割り当てる。
たとえば、10月生まれの友人には「オパール」。
これで、「オパールがゆっくり点滅」なら「あの10月生まれの友人からメール」と直感的に分かるはず。

でもこれ、最初の鳴動のタイミングを逃すと、メールが届いてるかどうかぱっと見にわかんなくて困る。
鳴動が終わった瞬間、イルミネーションも消灯し、サブディスプレイも消える。
メールが来てない状態と外見上、同じになっちゃう。
So504iの時には、背面のiの文字が光って「あんたがいない間にメール届いてるよー」って教えてくれたし、サブディスプレイにも「メールあり」って出てたから、ぱっと見て「あっ、メール来てる」って分かったのに。
F900iTは充電してる時だけオレンジに光ってる。
あー、ビュースタイルで液晶開きっぱなしにしてスタンドしておけば、メールが来てりゃすぐ分かるのかな。
でもそれだと、液晶汚れるなぁ。タッチパネルだってのに。

ミヤビックスの「オーバーレイブリリアント」という液晶保護シートが評判いいみたい。
Cybershot T1用のがサイズ的にぴったりらしいので、買ってこようかな。

ケータイ活用(AzbyMobile) – AzbyClub

富士通のユーザーサイト。
http://azby.fmworld.net/mobile/?fmwfrom=phone_azbymobile
PCメールを読むためのiアプリが出てました。Fの人だけ無料らしい。
でも登録するのが面倒でやってない……。
So-netだと一応携帯でメール読めるようになってるしな。

F900iT情報源

http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/8372/F900iT/index.htm
ユーザーサイトです。F900iTのユーザーは要チェックだと思われ。

F900iT インプレッション

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