『007/カジノ・ロワイヤル』

家族で『007/カジノ・ロワイヤル』を見てきました。飽きる隙のないアクション映画として、普通によくできていると思います。イアン・フレミングの原作が古いせいか、ちょっとアクション的な盛り上がりには欠ける気がしますけど。評価するなら、5点満点の3点。

◆ソニー・ピクチャーズ – 007/カジノ・ロワイヤル

以下ネタバレ


作品の追加情報についてはWikipedia「カジノ・ロワイヤル」の項を参照のこと。いろいろ興味深い内容がかかれています。
Wikipediaにもありますが、時代設定が混乱している印象は受けました。元の作品は60年代だったのに、今回は9・11の話が出てきたり、携帯電話バリバリ使っていたり、VAIOが出てきたりcybershotが出てきたり(苦笑) Wikipediaを読むとボンドの設定自体が変更され、1968年生まれとなっているそうです。でも、冒頭のオープニングムービーがレトロな雰囲気を醸し出しているせいもあると思うんだよな。あれで「古き良き」雰囲気を予想してたら、話はかなり新しいんだもん。ちょっとちぐはぐ。
ボンドおなじみの小道具も、今回はあんまり出てきません。まぁそれも原作のせいかしら。

Wikipediaでは非常に高い評価のように書かれていますが、映画としての満足度はそこそこだったかなぁ。かったるいトコロはそれほどなかったので、最後まで飽きませんけどね。

ダニエル・クレイグは決して悪くはないんだけど、でも顔に癖がなくて、なんかあまりスパイっぽい感じしませんな。個人的にはボンドというと幼年期にすり込まれたロジャー・ムーア辺りの顔が浮かぶんですけどね。あとはピアース・ブロスナンとか。まぁでも実際のスパイは目立っちゃいけない職業なんだから、あまり目立つハンサム顔じゃない方が、リアルなのかもね。

『007/カジノ・ロワイヤル』

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