仕事で、六本木ヒルズのGoogle日本法人のセミナーへ。要するにGoogle Apps for Businessのプレゼンってことなんだけれど。会社で導入するかどうか、検討したかったのです。
全体的に感じたのは、オープンということ。情報を提供しようという姿勢が常に見えて良い。
プレゼンの内容はYouTubeでだいたい見ることができる。
セミナー室には「GoogleGuest」というWiFiが通っていて、誰でもアクセスできる。
快適だし、情報を受け取る側からすると非常に便利。
以下、感銘を受けたポイントだけご紹介。
Googleのミッション
「世界中の情報を整理し、アクセスできて使えるようにすること。」
Googleが考えるクラウドの3つのポイント「スピード」「モビリティ」「イノベーション」
- スピード
経営環境の変化に対応する、ということ。「インストール型のサービスを5年償却する」という発想では、5年間進化しないということにもなりかねない。 - モビリティ
ポストPC。スマートフォン+タブレットの売上は、今年、デスクトップPC+ノートPCを超えるだろう、と予測されている。 - イノベーション
「社内でコラボレーションが頻繁に行われているところほど、イノベーションが発生しやすい」という調査がある。イノベーティブな企業の81%がコラボレティヴ。共同作業を可能にするということ。
100%Web
ブラウザベース。他に何も必要な設備・ソフトはない。
ChromeBook(8秒でブラウザが立ち上がるPC)
99.9%稼働率保証。
去年の稼働率Gmailで99.984%。メンテナンス停止込みで。
ドキュメント
動的に共同編集が可能。3人で1つのスプレッドシート(Excel的)書類の数字を埋めていく様子がリアルタイムでわかる。これはすごい。
スマートフォンからの編集。音声入力も可能。
→“Google Apps デモ Google ドキュメント編 (Google Enterprise デモシリーズ)” – YouTube
11分目辺りから、共同編集の画面が見られる。
Googleフォーム
Googleドキュメントに書き込みできる、アンケートフォームのようなものを作り出す。
入力された内容はそのままスプレッドシートに書き込まれ、簡易グラフ表示まで自動でやってくれるらしい。
これも便利そう。イベントの出欠申し込みとか、これでいいんじゃん? とか思う。
サイト
社内のwebページ。社内で共有したい情報をwebページにすることができる。
フォーム、スプレッドシートの内容をリアルタイム更新・表示できるのがすごい。営業成績とかリアルタイムで見られるまとめページを作ることもできるかも?
検索
メール以外のものも串刺し検索。GoogleドキュメントやGoogleサイトの中身も検索。
端末管理
MyDevicesというページでAndroid端末の管理ができる。
GPSの現在地を表示させたり、リモートでPINを変更したり、リモートで着信音を鳴らしたり、リモートでLockしたり、ということができる。携帯電話をなくす人に便利。
「わかっていたこと」も多かったんだけど、ちゃんと使いこなしている人たちのちゃんと使いこなしている様子を説明されると非常に納得というか、うーむ、使ってみたいナー、とか思ってしまう感じ。
どうしよっかなー。うちは今webホスティングとセットだからなー。まだ考え中です。