勝沼ぶどう郷へ
友人たちに誘われて勝沼ぶどう郷へ試飲ツアー。一緒に行った人たちはワイン好きなので来たことがあるらしいけれど、私はたぶん初めてだと思う。案内されるままに試飲して歩く。
飲みながらということもあり、銘柄がありすぎて覚えきれない。一応、美味しいと思った銘柄を写真に撮った気がするが……。
ちなみに我が家では宅飲みする習慣がなく、お酒が余る傾向にあるため、買うのは相当の覚悟が要る。今回は結局ワインは買わず。迷ったのはあったけれど。
フジッコワイナリー
クラノオトシリーズは、葡萄の持つ味わいをそのままお届けするため、無濾過で仕上げた濁りタイプのワインです。甲州種葡萄を原料に、柑橘や洋梨の香りが特徴の洗練された味わいのワインです。
クラノオトのナイアガラ、デラウェア辺り美味しい。桃などのフルーツ味?も甘めで、誰でも楽しく飲めそう。
フジクレールという銘柄のナイアガラは1,080円とお手頃だけど美味しい。
厳選されたナイアガラ種からフルーティーな香りを大切に醸造した甘口ワインです。マスカットを思わせる華やかな香りが特徴です。開栓と同時に広がる豊かな香りと心地よい甘みをお楽しみください。よく冷やしてお飲みください。
ここのおつまみに試供されている「花ごぼう」という佃煮が甘さがちょうどよくて美味しい。これは我が家でも消費できるので購入。
まるき酒造
甲州ワイン製造販売 まるき葡萄酒 | |山梨県甲州市勝沼町 |
フジッコワイナリーから坂を下りてきたところにある。オレンジ色の鮮やかな建物が印象的。
ここの試飲はカウンター方式で、お姉さんが出してくれる。無料の試飲のほかに有料の試飲もあり、試してみることにする。
ワイングラスが大きくてふくよかな香りが印象に残った。樽熟成の木の香りがするのもをかし。
同道した人たちは「割れないワイングラス」や空気を充填できるワインキャップなどに惹かれていた。
蒼龍酒造
いろいろな試飲が楽しめる。今回最後まで購入を迷ったのは、ここの「マドゥーロ・ヴィーニョ」。
「ブランデーを加え」とあるのでいわゆる酒精強化ワインになるのかな。名前もポルトガル風だし。新婚旅行で訪れた都市の一つがポルトで、ポートワインには思い入れがある。そして美味しい。
マドゥーロ・ヴィーニョはかなり甘いけれど、蒼龍さんのワインは比較的辛口が多いかなー、という印象。まぁたまたま私が口にしたのがそうだったのかもしれない。
この日見たワイナリーで小瓶の扱いがあったのは見た限り蒼龍さんだけ。消費の少ない我が家としては小瓶は要チェックだけど、小瓶のは割と辛口だった。私は軟弱者なので甘めのものに手が伸びてしまう。
シャンモリ
友人はシャンメリーのレストランがイチオシだったが、この日は残念ながらお休みということで、シャンモリのレストランへ。
シャンモリを経営する盛田甲州ワイナリーは、ソニー創業者の盛田氏の一族が経営しておられる。てっきりソニーが大きくなった後で酒造会社を興したのかと思っていたが、Wikipediaで見るところ逆に由緒ある酒造会社の跡取り息子がとび出して作ったのがソニーということらしい。
平日ということもあり、お客さんはまばらでゆったり食事を楽しめた。美味しい。サラダバー付き2200円くらい。
ぶどうの丘
今回のメインイベント?「ぶどうの丘」。Wikipediaによれば、甲州市が運営する観光施設ということになるらしい。1,100円もタートヴァン(試飲用の器)を購入すると地下のワインカーブで約200種類のワインを試飲できるという。他に温泉や宿泊施設もある。
ワイン、マジで飲みきれないほどある。
美味しかったのは「周五郎のヴァン」。山本周五郎が好んだという、これも酒精強化ワイン。
同じ中央葡萄酒のグレイス茅ヶ岳も美味しかった……気がする。
他に写真が残っているのは、シャンモリのアジロン(webに掲載されているものとラベルが違うので、同じ製品かどうかよくわからない)。
シャンモリワイン アジロン
シャンモリの「甲州遅摘み」。これも、赤ワインはwebに見当たらない。在庫限りということなのかな?
白百合醸造の「Cellar Master」も美味しかった。web通販では完売とある。
セラーマスター 甲州 2015 – 山梨県勝沼のワイナリー|ロリアンワインの白百合醸造
くらむぼんワインの「自家葡萄園」。
むにゃむにゃ……もう飲めない
まだ行ってないところもたくさんあるけれど、もう飲めないってくらいワインを試飲できる。同行者の中には4本買っちゃった人もいて、そりゃもうワイン好きな人の天国ですな。
電車の接続等によっては都心まで意外と時間がかかったりするので、少し余裕を見て行きたい。同行者の一人曰く「今度は泊まりで来たいなー」ってそれはもう潰れる気でしょ。
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