リヒトラブのスライドリング

ルースリーフを束ねる金属製のリング。70枚タイプと100枚タイプとあるらしい。
スライドリング – 製品詳細 – 製品情報|株式会社リヒトラブ

以前、東急ハンズで購入した株式会社エイチ・エスの「HS CRバインダー A4 Sスモーク」と似たものかと思って買った。

A4手帳の自作フォーマットのすすめ (pdfデータ付) – Monologue-Mogalogue→HS製品情報 CRシステムバインダー

のだけれど、どうしてどうして、似て非なる使い心地。

製造業的な視点からいうとこれすごいことなんだけど、このスライドリング、たったの2部品からできている。リング部と背表紙部。リング部から背骨を抜き取ってリーフを出し入れする仕組み。この辺りは口で説明してもわかりにくい。

この恐ろしく単純な構造のおかげか、値段は210円と格安。「HS CRバインダー」などのプラスチック製の背骨より頑丈で信頼性は高そう。

ただし、使い勝手にはクセがある。
リングの構造上、ページの最後にリーフを足すのには向いているが、最初のページから出し入れしたいというのには向かない。最初のページを取り出すには、一度すべてのリーフを外し、最初のページを取り出し、また全部のページを差し込んでいくという手順が必要になる。

私の場合、手帳として利用しているので、時々リーフを入れ替える必要があり、前からも後ろからもリーフを入れ替える必要がある。その際にこの形状だとちょっと手間が増えることになる。

しかし破格の値段で、金属製のがっちりした背骨が手に入るのは非常に有難い。頻繁にリーフを出し入れするシステム手帳ではなく、ノートとして活用する場合には、これはかなりいい選択肢になると思う。

リヒトラブのスライドリング

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