紅茶を巡る冒険(吉祥寺にてティーポットを探す)

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先日ポットを割ってしまって以来不便な生活を強いられていたもので、ポットを買うことにした。買うからには、こだわったものを買いたい気がいたしますのはモノ好きのサガ。吉祥寺の井の頭公園へ行く用事があったので、そのついでに吉祥寺の紅茶屋さんを三店舗めぐってきた。

私は以前ひいきにしていたティールームのご主人に「陶器の丸底」と勧められたので、今回はそれに忠実に従うつもりでいる。たとえ巷ではジャンピングの意義に疑義が生じているとしてもだ。

■チャイブレイク

chai break | 旬の紅茶とチャイの店
井の頭公園の隅っこの方から出る小径にチャイブレイクは存在する。店頭で店員さんが道行く人に試飲を勧めていた。店のドアに近づくと「店内ご利用ですか?」と私より早くドアを開けてくれた。「は…いいえ」店内に用事があるのは間違いないが、答える寸前、彼女が言っているのは着席のことだと理解して危うく 踏みとどまった。
チャイブレイクがどんな店か知らずに行ったんだけど、基本は着席のティールームで、レジ横に販売エリアがある、という感じ。ティーポットはなかった。代わり?にディンブラを購入。

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レジに新入荷のディンブラ農園違いがあり、どちらにするか訊かれたけれど、今回は辞退した。おすすめされておけばよかったかな。今新入荷の時期だそうで、「来週いらっしゃればまたたくさん入荷していますので」と丁寧に教えて頂いた。
言われてみればジークレフでも試飲が出ていたり、結構新茶があったような気がする。

■ジークレフ

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TEA MARKET Gclef:ジークレフについて
吉祥寺Loftの手前の路地にある。紅茶ショップに試飲など出来るテーブル&ソファといった感じ。店に入ってすぐレジ横の棚にティーポットがあるのが目に入り、近づいた。
私が脇目もふらずティーポットに駆け寄ったのを見てレジの店員さんが「ポットをお探しですか?」と声をかけてくれた。店員さんは親切に「保温がいいのは陶器、洗いやすくて電子レンジで使えるのはガラス」と教えてくれた。
店内は紅茶がたくさんあり、味の特徴を書いたポップがすべてにつけられていてわかりやすい。店員さんも頻繁にフロアに出てお客さんに情報提供している。特に10gの小さなパッケージがあるのが素晴らしい。私みたいなエセ紅茶好きは、50g使い切るのも大変なので、味比べなんてなかなかできないのだ。紅茶を好きになってもらいたいという店の心意気を感じる。

■カレルチャペック

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カレルチャペック紅茶店オンラインショップ

私は吉祥寺のようなオサレタウンにあまり縁のない生活をしてきたので、カレルチャペックが駅の南側にあると思い込んでいたが、正解は紛れもなく西側。店内は広くてゆったりしており、歩きやすい。カレルチャペックは新茶とか農園にこだわるというよりはかわいいパッケージイラストや着香茶のブレンドを楽しむという側面が強いと思う。今回の3店舗のうちではもっともギフト向きの紅茶屋かもしれない。ティーバッグを5枚自由に選んで600円みたいなこともできるので、こちらもバリエーションを楽しみたいときには素敵。
肝心のティーポットは公式ショップでも見ることができる。
→スノーホワイト/UKティーポット
恐れていた通り、720mlで少し大きい。注ぎ口の湯切れにもこだわった(紅茶が注ぎ口を伝ってテーブルを汚したりしない)とのことだけど、流石に見ただけでは判断つかない。
今のところ、我が家で紅茶をたしなむのは私だけなのだ。ポット内側の陶板に穴が開いていてストレーナーになっているタイプ。洗いにくいという話もあるけど個人的には別にストレーナーを用意する手間の方が面倒かな…。6,000円と少し値が張るのと、少し大きいので今回は見送ってジークレフに決定。

■ジークレフ再び

ティーポットを再チェック。
3,500円でお値段お手頃。こちらも陶板に穴が開いたストレーナータイプ。店員さんによれば500mlくらい。注ぎ口はカレルチャペックのものより下向きについていた。これがどう湯切れに影響するのか見もの。

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購入すると店員さんが丁寧に新品を棚から出してきて、割れ欠けをチェックし、客にも確認させてくれる。
一緒に10gの紅茶をいくつか買ったところ、「今回のお買い上げでスタンプカードがいっぱいになりますので、次回500円の金券としてご利用いただけます、有効期限ありません」とのこと。すげいな。次いつ吉祥寺に来るか(ましてその時に紅茶買うか)わかんないけど、大事にとっておくことにいたします。

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■帰宅して

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とりあえず湯切れはなかなか。絶対垂れないとは言わないが、なかなか綺麗に湯が切れる。フタも直線部分があるので、置く向きがわかりやすくなっている。さすがにストレーナーナシでは少々茶葉が出るけれど、我慢できないほどではないので、めんどくさい時にはそのままいけちゃいそう。満足。

紅茶を巡る冒険(吉祥寺にてティーポットを探す)

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