3年前にも行った勝沼ぶどう郷へ、友人達と行ってきました。ぶどう狩りの季節なのにコロナ禍の影響で例年より人出が少ないとのことで、試飲を止めているメーカーも多かったですが、一日歩き回って楽しめました。
フジッコワイナリー
前回はたくさんのワインが陳列されて盛り上がったフジッコワイナリーさんは、工場見学と試飲をお休みしていました。
扱っているワインが並べられ、お店の方が丁寧に説明してはくださいましたが、やはり説明だけだとちょっと厳しいものがあります。頭にイメージが湧いてもそれが正しいのかどうか確かめようがないのですよね……。
まるき葡萄酒
外観 入口
オレンジ色の鮮やかな建物が印象的です。
変わらず試飲に積極的で嬉しいマルキぶどう酒さん。「なんなら全部試飲されますか」と勧めてくれて、こちらもついつい飲んでしまいます。消毒やビニールカーテンなどコロナ禍対策もしっかりされています。
ワインの一部 テイスティングリストの一部
樽の香りのするシリーズの風味が気に入りました。ここで1本購入させて頂きました。
蒼龍葡萄酒
外観 店内の様子
蒼龍さんも試飲はお休みでした。
3年前の記事を読み返して復習しておいたおかげで、ここのワインのことはよく覚えています。
マドゥーロ・ヴィーニョを買うかどうかで前回は迷って、結局買いませんでした。説明を読む限り酒精強化ワインだと思うのですが「酒精強化ワイン」とはどこにも書いてありません。わかりづらいからですかね。私はポルト(ポート)ワインで酒精強化ワインのことを知ったのですが、甘くて好きなんですよね。強いけど……。
前回「買えばよかったかな……」と思っていたので今回はマドゥーロ・ヴィーニョを購入。
ちなみにここで試飲できなかった蒼龍さんのワイン、「ぶどうの丘(後述)」で試飲できます。
シャトー・メルシャン勝沼ワイナリー
外観 案内 試飲コーナー
こちらは有料の試飲ができます。友人は「ここは食事が美味しいからここでランチを」と計画していたようですが、コロナ禍の影響で食事は今提供していないとのことでした。残念。
オープンエアのテーブルに座って「長野メルロー2016」を頂きました。
長野メルロー クラッカー ワインフォンデュ
食事はなかったのですが、クラッカーとワイン・フォンデュで一息。目の前に広々と緑が広がるテーブルで、この日は天気も風もちょうどよくて最高のひとときでした。
ほうとう 慶千庵
さて、ランチのあてが外れてしまったので、悩むことしばし。少し戻ったところにレストランはありますが、お高い模様。前回行ったシャトー・メルシャンは2,000円少し超えるのでこれもまた、安くはありません。
悩んだ結果、ほうとうのお店に行ってみることに。
看板 門構え 店外メニュー お庭 メニュー
古い住宅をお店にしたようです。お庭もあるし、立派なおうちだったように思われます。
ここもかなり混み合っていました。製法の都合もあって注文からだいぶ時間がかかってやっとありつけました。ほうとうというと田舎料理で食べづらい印象がありますが、ここのは平打ちのうどんといった風情で美味しかったです。
天空の湯
ぶどうの丘へタクシーで移動。ここの露天風呂がいいとの友人のおすすめで入りました。大人760円。貸しタオルセット310円。
大きな室内の浴槽が一つ、室外のバルコニー的なところに露天風呂が一つといった感じです。
お湯は気持ちいい反面、時計がなくて待ち合わせに困りました。露天風呂のに一つあることはあるのですが、たいへん見つけにくい。室内の目立つところに大きな時計があるといいのですが……。
ここの1階にはカフェテリア形式のラウンジがあります。以前は全面畳でごろんとできたとか。今は3分の1くらいが畳で、あとはテーブルと椅子になりました。
食事もできますし、私にとって嬉しいのは安価なコーヒーが気軽に飲めることです。ワインで酔っ払った頭にコーヒーはありがたい。
ワインの丘の地下にあるワインカーヴ(後述)で酔っ払った後、こちらに戻ってコーヒー飲んだりしてました。
ぶどうの丘
複合施設です。売店があり、お土産を買うことができますし、宿泊施設もあります。
1,520円で地下のワインカーヴに入ることができます。
ここにはたくさんの勝沼ワインが置かれ、瓶から勝手にとって試飲することができます。タートヴァンという試飲用の金属の小皿を渡され、これがチケット代わりです。
お店では試飲できなかった蒼龍葡萄酒などもここで試飲ができます。
ワインは味の傾向ごとに「辛口」「甘口」などで分類されてわかりやすくなっています。
美味しいと思ったラベルを撮影してきたのですが、どれがどんな味だったのか、酔っ払ってもうわかりません……。
巨峰にごり セラーマスター 錦城ワイン 玉諸甲州 レスポワール
タートヴァンは持ち帰りができます。前回のをどうしたのか覚えていませんが、今回のはティーバッグ置きとして使うことにしました。ちょうど欲しかったのです。おしゃれー。
まとめ
ぶどうの丘からタクシーに乗って駅へ。タクシーの運転手さん、その全日にもぶどうの丘からお客さんを拾ったそうですが、若い男女4人組、酔っ払って駅についても自力では歩けず、結局タクシーでご帰宅とあいなったそうです。飲み過ぎには注意しましょう……。
タクシーの運転手さんにコロナ禍の影響を聞いたら、人出は例年の4分の1くらいではないか、とのことでした。やはりだいぶ厳しいですね……。