赤坂ポートカフェ→六本木一丁目駅に関する考察

赤坂ポートカフェから六本木一丁目まで歩いた友人から「遠いよ」という感想を頂戴した。たしかに、山一つ超えることではあるのだが、距離的に言えば、そう六本木と大差ないはずなのだ。


六本木一丁目駅を攻める際のポイントの一つは、駅への突入経路にある、と思う。というのも、六本木一丁目駅周辺は、地理状況が複雑なのだ。
◆六本木一丁目は丘陵の斜面にあり、下手なルートで接近すると、ムダに坂道を上り下りすることになる。
◆駅自体は地下にあるので、最初は正確な位置を把握するのが難しい。
◆地上部分にはビル(泉ガーデンタワー)が建っており、丘陵斜面の立地条件とあいまって、構造が複雑になっている。
◆首都高2号線(都道415号)と3号線(六本木通り)が合流する近くにあり、大変広い車道と高架の高速道路が走っているため、歩行者にとっては不便な立地にある。
そういうわけで、うっかり間違ったルートを通ると、大変にめんどくさい。逆に最善のルートを知れば、最初の印象ほどは大変ではない。
六本木一丁目に入るルートは大きく分けて3つ。
◆Aルート:歩道橋を渡り、アーク森ビル側(溜池山王側)から3番出口の階段を下りる
このルートは、地上の歩道橋を通るために比較的発見されやすい。しかしながら歩道橋から地下通路へと上下動が激しく、地下通路に入ってからもしばらく歩くので、オススメしがたい。歩道橋を降りてから泉ガーデンタワー方面へ歩き、泉ガーデンタワー側から入るというルートならば若干上下動は軽減される。
◆Bルート:泉ガーデンタワーの正面から2番出口に入り、エスカレーターを下る
2番出口に入ってからは長いエスカレーターを下るだけのルートで比較的シンプル。しかしながら2番出口までが問題だ。2番出口は415号線の坂の途中にあり、そこまでたどり着くには、六本木通りと415号線の両方を超えなければならない。直線距離で見てもけっこうある。
◆Cルート:六本木T-Cubeの中を通り、1番出口から入る。
これがおそらく、赤坂側からのルートとして最善である。入り口が六本木T-Cubeの中にあるので、外からだとなかなかわかりにくいのが難点。しかし、赤坂側からもっとも近い入り口であるし、六本木T-Cubeから一度も上り階段を使うことなく、下りエスカレーター1度使うだけで改札に到達できる。(厳密には、下りエスカレーターの直前に上り階段が数段だけある)。もっとも平坦な地下ルートだ。
このCルートを使うことを前提にすると、赤坂ポートカフェ→六本木一丁目の最善のルートは次のようになる。
赤坂ポートカフェ→氷川神社の横を通り抜ける(上り坂)→アメリカ大使館外周に沿ってぐるりと迂回(下り坂)→六本木通りに出る→青信号で横断歩道を渡る(地下横断路を通っても良いが、横断歩道なら昇降はない)→六本木通りに沿って下り、六本木T-Cubeへ→T-Cubeの中を抜け、1番出口から中に入る→改札へ。
このルートを知っていることで、六本木一丁目へのアクセスがかなりラクになる。一度お試しあれ。

赤坂ポートカフェ→六本木一丁目駅に関する考察

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