『2001夜物語』星野之宣

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私は文章書きのくせに全然本を読まないので、読書家に憧れる。なんで俺、こんなに読まなくなっちゃったんだろう。トホホです。


そういうわけで新しく読んだ本の感想、というのはめったにないんだけど、その代わり?、脳内検索の能力に優れていて、過去に読んだ本の話を繰り返し話す傾向にある。それって単に昔の話しかしないおじいちゃんか……。

せっく氏のblogで、かっこいいSFミステリらしきものが紹介されていた。半物質が出てくるんだからSFに含めていいよな?
http://sekblog.exblog.jp/902491/

で、それに触発されて脳内検索で出てきたのが、SF漫画の金字塔『2001夜物語』である。これは全20編の短編からなるオムニバスで、全三巻に収められている壮大な叙事詩。人類が宇宙に進出し、そこで引き起こすさまざまな事件を描いていく。SF漫画家としては第一人者と言っていい星野之宣の、傑作の一つ。『2001年宇宙の旅』『幼年期の終わり』『愛に時間を』といった名作SFへのオマージュとも言える。

文庫版が出ているが、壮大な画面が文庫のサイズでは活きてこない気がするので、できれば、映画館で映画を観るように、大判のコミックスを探して読んで頂きたい。

第一巻に収められたエピソードの一つ、「第8夜 悪魔の星」が、ミルトンの『失楽園』を背景に、人類と反物質との出逢い、そしてそれをめぐる争いを描いている。まさに『天使と悪魔』の物語なので、トラックバックして紹介しておく。

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『2001夜物語』星野之宣

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