熟練の技とは「使いこなし」にある ――Androidスマートフォンのメモリ管理


熟練の技とは「使いこなし」にある。決して「最新機器を使う」「リッチなスペックを入手する」というところにはない。

パソコンを例にとってみれば、本当は初心者には、できるだけ贅沢に、リッチなスペックの、余裕あるマシンを与えるべきである。よく初心者が「いや、私にはもったいないから……」とか「そんなに必要ないから……」と言っているが、間違いだ。おめーの技量がないからいいマシンが必要だ、と言っているのだ。

パソコンのメモリやハードディスクは、レーシングサーキットで言えば「セーフティゾーン」であり、救命胴衣であり、転ばぬ先の杖である。スペックが良ければ避けられるトラブルもあるのだ。それを「いや、私は泳げないので、贅沢な救命胴衣はない方が……」と言っているようなものだ。勘違いである。

まぁパソコンの場合、たしかに高度な処理をするにもスペックが必要なので、救命胴衣という例えは適切でないかもしれない。電動アシスト自転車みたいなもんだろうか。スピードを出すにも電動アシストがあれば便利だし、足腰が弱い人にも電動アシストは便利なのだ。「私、力がないので電動アシストは要りません」とはならない。

ベテランになればなるほど、弱いスペックのPCを使いこなすということに精通してくる。要らない処理をカットする。トラブルを生むソフトは入れない。不要なソフトは都度閉じる。情報収集の段階でソフトの善し悪しを判断しているし、インストール時の雰囲気や動作の感じから、このソフトはいい、悪いということがわかる。こうしたことの積み重ねにより、多少スペックが劣るパソコンでも、性能を引き出して作業ができるのである。
ちなみにここ半年くらい、うちの会社で私が導入処理をしたパソコンは、少なくとも初期段階では考えられるベストな状態で引き渡しているつもりだ。

ケータイ電話、スマートフォンだって同じで、使いこなすということに関しては、私はけっこう気を遣っているつもりなのだが、さすがに疲れ果てた。

いくらアプリを削っても、htc EVO WiMAXに「空き容量が足りません」と言われてしまうのだ。かなり情報収集をし、アプリをSDカードに移して本体容量を節約するとか、削除できるアプリは軒並み削除し、時には使いたい便利アプリでも泣く泣く削ってきたのだが、しばらく使っているとメモリが逼迫し、「足りません」と言われてしまう。さながら貪欲なるものに魅入られたような感じ。

万策尽き果てた私は、最後の手段、端末の初期化を行って、一からやり直すことにした。

原因がもし私の使い方にあるとすれば、残った可能性は「たくさんのインストール/アンインストールを繰り返した」ということ以外、思いつかない。インストールしたアプリをアンインストールしても、何か微量のデータが端末に残ってしまうのだとしたら、インストール/アンインストールを繰り返しただけ、無駄なデータが残ってしまうことになる。だから初期化して、最初から、最小限のアプリだけをインストールする。そうすれば、もしかしたら、今の使い方でも余裕が生まれるかもしれない。

週末を利用して、htc EVO WiMAXを初期化。最初から設定をしなおした。
出荷時の状態では内部ストレージの「使用中:空き」は「61MB:365MB」と判明。これがどうやったら386MB:40MBにまで下がるのか、俺の方が訊きたい。
初期状態では、AdobeReaderも132KBしか使ってない……使ってた時は10MB近く使ってたのに……

その後、一通り使いたいアプリをインストールしてみたところ、198MB:228MBに。SDに移せるアプリは1つ2つしかなくて、あまり影響なかった。
その後、ちょくちょく確認したところ、211MB:215MBになったり、また200MB:226MBくらいになったりしている。基本このくらいの容量で落ち着いたようだ。

今後、どのように推移するのか、しばらくは様子を見たい。

なんつーか、もっといろいろ試したいアプリあるんだけどなぁ。

2件のコメント

  1. まさしく同じことで困っていました。
    時間が経つとアプリを削除したり、ブラウザのデータを消したり、メールを削除したり…

    初期化って効果があるんですね!
    試してみます!

    ありがとうございました。

  2. コメントありがとうございます。その後、いくつかアプリを足したりもしましたが、本日付で、

    使用中281MB:空き145MBです。

    じわじわ使用中が増えてきているような気もしますが、強迫観念かしら……。今のところ、快適です。

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