戦うプリンセスの達人級の速射を見よ!『メリダと恐ろしの森』


スコットランドを舞台にした戦うプリンセスの物語

娘がなぜか「怖い映画見たい」と言いだした。父はホラーとかスプラッターとか全部嫌いで見ないのに、なぜぇ?

といっても娘が言う「怖い」映画は『マレフィセント』だったりその辺なので、いいとこディズニー映画止まり。しめしめ、まさに『メリダと恐ろしの森(原題:Brave)』を上映する機会到来と言えよう。

『メリダと恐ろしの森』はスコットランドが舞台で、主人公は弓矢を得意とするお姫様。ロビンフッドをロールモデルとして暮らすChaotic Goodの私としては見逃せない。と言いつつ今までずっと見逃していたわけだが。

YouTubeで見かけた予告編は『森の魔法』がどうとか言っており、あまりに本編とかけ離れていたのでURL貼らないことにした(苦笑)

物語

スコットランドのとある国王の娘、弓矢の名手たるメリダの物語。

礼儀やマナーにうるさい母親との対立は、結婚相手を押しつけられるに至って頂点に達する。家を駆けだしたメリダは、鬼火に導かれて行く先で出会った魔女に、母親を「変えて」くれるように依頼する。なぜ魔女が木彫りにハマってるのかわからんけど……。

「運命を変える魔法さ」と請け合う魔女がくれたのは、一つのケーキ。これを母親に食べさせれば……。

感想

「私たちの物語は、力強い物語」とメリダが語る通り、エネルギッシュなストーリー。

思っていたほどメリダが弓を引くシーンは多くないし、しかも敵の大熊に対しては結局あまり有効打になってないっぽい。まぁディズニー映画だから、流血を避けつつ弓矢の活躍を描くのはちょっと難しかったかもしれない。とはいえ、メリダが弓を引くときには達人級の速射を放つのでカッコイイ。

閉じ込められたメリダが勇猛果敢にドアに挑むシーンも迫力ある(同じような部屋に閉じ込められたシンデレラなんかめそめそ泣くだけだった)し、父の誤解から母親を守るため、勇猛で知られる巨漢の父王の剣戟に割って入り、剣技で圧倒するメリダは鳥肌もの。まさに戦うプリンセス。

娘を守るためにモルデューと戦う母熊も感動的。ディズニーの映画としては珍しく近接戦闘が多く、そういう意味では少々お兄ちゃん向けかもしれない。Wikipediaによれば日本では売れなかったそうで、まぁ地味だわな。

でも個人的にはこういう地味な画面大好き。

大自然の描写、本物の魔法らしい魔法、ケルトっぽい小道具、そして弓と剣。ピクサーらしからぬ暗い画面構成。こりゃ売れないでしょうなぁ。

アニメーションというか作画が、時々ハッとするほどリアルで、実写かと思うシーンがある。メリダの表情もケルト人っぽくて萌え。こういう表情って、どうやって研究してんだろう。

まとめ

誰向けなのかたしかにわからない。オススメしづらい。男の子向けかって言われたら主人公女の子だし、女の子向けかって言われたら、肉弾戦ばっかりだし男どもはみんなガサツで冴えないしなぁ。イケメン率0。

でも音楽はケルティックで素晴らしいし、雰囲気もたっぷり。女子なら母娘の悩みに共感できる部分もあろうし、私はとても気に入った映画でした。オススメですよ! 誰にオススメかはよくワカンナイけど。

『メリダと恐ろしの森』

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