イラストをポップさせる付せん紙

20070701113205.jpg文具趣味の嗜好の類型の一つに、変わり種の発掘というのがある。まぁ文具に限らず趣味というのはだいたい似たようなもんだと思うけど、あれこれ見ていると次第にありきたりなものでは満足しなくなってきて、ありきたりではないものに手を出すようになる。


人生の常で、金持ちか、貧乏人かによってその行き先は分かれる。貧乏人は変わり種の発掘を始める。金持ちは高級品売買という悪徳に手を染め、莫大な金額を突っ込み、いずれ身を持ち崩して貧乏人に合流する。だから長い目で見ればすべての愛好家は貧乏人だし、すべての愛好家は変わり種愛好家に身をやつしていく。冷酷なる熱力学第二法則が変わらない限り、この悲しい現実は変わりゃしない。
前置きが長くなったけれど、付せん紙もいろいろ変わり種があって、これなんかもその一つ。3種類のタブを折り曲げて立たせることによって、メッセージの分類を表示出来る。
変わり種文具にはもう一つ悲しい法則があって、その便利さに慣れて欠かせなくなった途端、商品が廃番になり、二度と手に入らないというものだ。こういうのも、長く使えればそれなりに便利だと思うんだけど、いつ消えるかわからないとなると、自分のシステムに組み込めないんだよなぁ。

イラストをポップさせる付せん紙

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